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コラム | |
タイトル | :是川銀蔵のカメ三則 |
登録日 | :2001年04月26日 |
昭和最後の相場師といわれ、1992年に95歳で他界した通称コレギンこと是川銀蔵氏の著『波乱を生きる』に相場の基本として三則というものが書かれている。
「売るべし、買うべし、休むべし」という相場金言をつくった人物が、実はぜんぜん「休む」ことをしなかった。そして、「できないから金言にしたんだ」と言ったという。 是川氏の言葉をあらためて考えていると、われわれのやっているFAI投資法と同じであることに気がつく。 「あたりまえのこと」ができなくなるのが相場の恐ろしさ。FAIのように完成度が高い投資法というのは、例外なく実行しやすい、迷いが少ないものである。数学的なアプローチによる研究ではない、実践の苦しさ、難しさを考慮した事前の準備が大切なのである。 (2001.4.26 林知之) |