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ORA-04930: 順序番号のオープンに失敗したか、または無効な初期状態です。
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原因: 順序番号を共有するOSコンポーネントが正しくインストールされていないか、MCハードウェア障害が発生した可能性があるか、または前のインスタンスが正しく停止されませんでした。
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処置: OSコマンドps -ef|grep<instance_name>を使用して、このノードに前のインスタンスからのバックグラウンドまたはフォアグラウンドOracleプロセスがないことを確認してください。OSコマンドipcs -bを発行することによって、Oracleのownerに属する共有メモリー・セグメントがないことを確認してください。システムに共有メモリー・セグメントまたはプロセスがまだある場合、強制終了オプションを指定して、インスタンスを停止してください。インスタンスが起動していない場合は、クラスタ・ソフトウェアまたはハードウェア(あるいはその両方)がインストールされ、作動していることを確認してください。スーパー・ユーザーとしてログインし、CNXSHOWコマンドを発行してください。クラスタのノードがすべて表示されているか?それらはクラスタのメンバーか?ノード間の通信は正常か?これらの質問に対する答えのいずれかが「いいえ」である場合、Compaq社のカスタマ・サポートに連絡してください。
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ORA-06031: NETDNT: 接続に失敗しました。オブジェクト名が認識できません
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原因: 次のホスト文字列に(存在しない)オブジェクトへの参照が含まれています。@d:<node>-<obj> => オブジェクトはORDN<obj>; <node>がVMSの場合、オブジェクトはORDN<obj>.COM<node>がUNIXの場合、オブジェクトはORDN<obj> @d:<node>::"task=<obj>" => オブジェクトは<obj>; <node>がVMSの場合、オブジェクトは<obj>.COM <node>がUNIXの場合、オブジェクトは<obj>
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処置: 正しいオブジェクト名で再試行するか、またはホスト・ノードに必要なオブジェクトを作成してください。
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ORA-06513: PL/SQL: PL/SQL表の索引がホスト言語配列の有効範囲内にありません。
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原因: PL/SQL表をホスト言語配列にコピーしようとしました。しかし、表の索引が0(ゼロ)以下かまたはホスト言語配列の最大サイズを超えています。PL/SQL表をホスト言語配列にコピーする場合、索引1の表項目が配列の最初の要素に置かれ、索引2の項目が配列の2番目の要素に置かれます。表項目が割り当てられていない場合、ホスト言語配列の対応する要素はNULLに設定されます。
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処置: ホスト言語配列のサイズを大きくするか、またはPL/SQL表のサイズを小さくしてください。また、1未満の索引値を使用していないことも確認してください。
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ORA-06519: アクティブな自律型トランザクションが検出され、ロールバックされました
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原因: 自律型PL/SQLブロックから戻される前に、ブロック内で開始したすべての自律型トランザクションを完了(コミットまたはロールバック)する必要があります。そうしない場合は、アクティブな自律型トランザクションが暗黙的にロールバックされ、このエラーが発生します。
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処置: 自律型PL/SQLブロックから戻される前に、アクティブな自律型トランザクションが明示的にコミットまたはロールバックされることを確認してください。----------------------------------------------------------------------- 06520から06529までは外部関数エラーに確保されています。
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ORA-06562: 外部の引数の型が列またはバインド変数の型に一致しません。
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原因: パッケージDBMS_SQLのプロシージャCOLUMN_VALUEまたはVARIABLE_VALUEをコールして、列またはバインド変数の値を取得しようとしました。ただし、指定された外部引数の型が、DBMS_SQLパッケージのDEFINE_COLUMNプロシージャ(列定義の場合)、またはBIND_VARIABLEプロシージャ(バインド変数をバインドする場合)をコールして、以前に定義した列またはバインド変数の型と異なっていました。
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処置: プロシージャCOLUMN_VALUEまたはVARIABLE_VALUEをコールする場合に、正しい型のOUT引数を渡してください。この場合の正しい型とは、列の定義またはバインド変数のバインド時に指定した型のことです。
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ORA-06571: ファンクションstringが、データベースを更新する可能性があります。
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原因: このメッセージには、2つの原因が考えられます。
*SQL文が、データベースが更新されないようにするプラグマが含まれていないパッケージ化されたPL/SQLファンクションを参照しています。
* SQL文が、データベースを更新する指示が含まれているスタンドアロンPL/SQLファンクションを参照しています。
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処置: 参照されたファンクションがパッケージ化されたPL/SQLファンクションの場合、必要なプラグマでPL/SQLファンクションを再作成し、プラグマの引数リストに「Write No Database State」(WNDS)引数を指定してください。 参照されたファンクションがスタンドアロンPL/SQLファンクションの場合は、そのファンクションを使用しないでください。
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ORA-06573: ファンクションstringはパッケージ状態を変更するので、ここでは使用できません。
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原因: このメッセージには、2つの原因が考えられます。
* SQL文が、「Write no Package State」(WNPS)が指定されたプラグマを含んでいないパッケージ化されたPL/SQLファンクションを参照しています。
* SQL文が、パッケージ状態を変更するスタンドアロンPL/SQLファンクションを参照しています。 SQL文によって参照されるスタンドアロンPL/SQLファンクションは、パッケージ状態を変更できません。
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処置: ファンクションがパッケージ化されたPL/SQLファンクションの場合、ファンクションを再作成して、「Write no Package State」(WNPS)を含むプラグマを追加してください。 ファンクションがスタンドアロンPL/SQLファンクションの場合は、SQL文からそのファンクションを削除してください。
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ORA-06574: ファンクションstringはパッケージ状態を参照するので、リモートで実行できません。
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原因: このメッセージには、2つの原因が考えられます。
* 「Write no Package State」(WNPS)引数および「Read no Package State」(RNPS)引数を持つプラグマを含んでいないリモートのパッケージ化されたファンクション、またはリモート・マップされたローカルのパッケージ化されたファンクションが、パッケージ状態を参照します。
* リモートのスタンドアロン・ファンクションまたはリモート・マップされたローカルのスタンドアロン・ファンクションに、パッケージ変数を読込み/書込みするパッケージ状態への参照が含まれています。SELECTリスト、INSERT文のVALUES句またはUPDATE文のSET句で参照されるローカル・ファンクションのみがパッケージ状態を変更できます。
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処置: ファンクションがパッケージ化されたファンクションの場合は、ファンクションを再作成して、「Write no Package State」(WNPS)および「Read no Package State」(RNPS)引数を含むプラグマを追加してください。ファンクションがスタンドアロン・ファンクションの場合は、そのファンクションをコールしないでください。
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ORA-06807: TLI Driver: イーサネット・デバイス・ドライバ・ファイルをオープンできませんでした
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原因: ファイル/dev/ethが存在しないか、または参照するドライバをオープンできませんでした。
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処置: Western Digital社のイーサネット・ドライバ用システムの実際のイーサネット・デバイス・ファイル(たとえば/dev/wd)を、/dev/ethファイルにリンクする必要があります。リンクされている場合、ご使用のシステムでTCP/IPのインストールを完了し、接続をテストして、イーサネット・ドライバがインストールされていることを確認してください。問題が繰り返される場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡して、サポートされているイーサネット・ドライバのリストを確認してください。
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ORA-06811: TLI Driver: 初期化時にIPXネットワーク番号を設定できませんでした
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原因: IPXドライバが正しくインストールされていないか、または/etc/netware/yellowpagesファイルでエンコーディングされたネットワーク番号が無効です。
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処置: yellowpagesファイルのネットワーク番号は、ご使用のNovell社のファイル・サーバーの4バイトのネットワーク番号と一致する必要があります。これが正しく設定されている場合、Oracleルート・インストールを再起動してください。問題が解決されない場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。