中国の五行説(ごぎょうせつ)では「木火土金水(もっかどきんすい)」の五つが、天地万物(てんちばんぶつ)のすべてのものに当てはまる(あてはまる)と考えられました。
「木(もく)」に対応する方角(ほうがく)は東、色は青(あお)、季節は春。「火」は南、朱(しゅ)、夏。「土」は中央(ちゅうおう)で色は黄色(きいろ)、季節は土用(どよう)としました。「金」は西、白、秋。そして「水」は北、黒(玄(げん))、冬。
ここから、青春(せいしゅん)、朱夏(しゅか)、白秋(はくしゅう)、玄冬(げんとう)という言葉ができ、人生に当てはめられるようになったということです。
今では、「一生青春(いっしょうせいしゅん)」という人もいるぐらいで、青春以外は殆ど(ほとんど)使われなくなりましたが、青春の次には、朱い夏が待っていたのです。
人生によって季節の色のイメージが違う(ちがう)ように、青い(あおい)春だけに拘る(こだわる)ことはないのかも知れませんね。
译文:
来日方长
中国的五行说中,分为“金木水火土”五行。据说天地万物皆有此五行生成。
“木”对应着东方,以青色为代表,象征春天。“火”为南方,朱红,夏季。“土”居中央,代表黄色,指立春,立夏,立秋,立冬前的十八天。“金”为西方,白色,秋季。还有“水”,为北方,黑色(玄褐),象征冬季。
由此产生了“青春”“朱夏”“白秋”“玄冬”的说法,同时也被套用在人生的各个阶段。
现如今,又出现了“一生青春”之说,挤兑了青春以外的其他说法。而实际上,随“青春”之后而来的,该是“炎炎红夏”阿。
就像用色彩描述季节,不同的人有不同的感受一样,我们又何必拘泥于青色的春天呢。
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当てはまる(あてはまる)/适用,适合,合适,恰当 ☆例:この規則は当てはまらない場合もある/这项规则有时也不适用
方角(ほうがく)/方向,方位 ☆例:私はよそへ行くといつも方角が分からなくなる。/我一出门总是分不清东南西北。