【概念】
eCATT : Extended Computer Aided Test Tool
eCATTは、SAP社が提供するツールであり、(拡張)コンピュータ支援テストツールと呼ばれています。CATT/eCATTは、SAPアプリケーションのテストを自動化する技術者向けに開発されたテスト・ツールであり、データ・ロード用のツールではありません。一方、transactionSHUTTLEは、業務ユーザのためのツールであり、データ・ロード用に設計されたものです
【作成手順】
① T-CD:SECATTで実行
② テストスクリプト作成 例:Z_XXXX 新規登録で実行
③ テストスクリプト登録画面
(ア)標題 テストスクリプト機能説明を入力する
(イ)Component Sap Module分類を選択 例:FI-AR
(ウ)パターン挿入 (パターンボタンで実行)
例: ・グループ UIコントロール
・コマンド TCD(Record)
・トランザクション FD01
・インタフェース 自動生成
(エ)実行ボタン押下することで、トランザクションFD01が実行され、得意先マスタ登録画面にて作成したいデータを入力する(ここでパッチインプットレコード生成と同じ)
(オ)得意先マスタ登録、転送した後、テストスクリプトEditerで下記のソースが生成された TCD ( FD01 , FD01_1 ).
(カ)そこで「FD01_1」を選択して、ダブルクリックすることで、コマンドインタフェース情報が表示され、ノートDynproにて上記(エ)の実行手順が記録される。
(キ)各Dynproの子ノードFIELDには、MODE=‘S’の対象が今度のテスト対象データとなります。では、対象項目のVALINに変数名の設定を行う(例:V_XXXX)
(設定後、上部のパラメータ表に設定した変数名が表示される)
(ク)パラメータ表の編集
(バリアントTemplateファイルの形式はパラメータ表の設定によって自動生成するため、内容説明、ソート順がわかりやすいのように編集する)
(ケ)保存ボタンでテストスクリプト登録を終わる
④ テスト設定登録
(ア)テストスクリプト登録画面 →
メニュバー →
ユーティリティ →
テスト設定 →
登録
上記の手順でテスト設定を行う(例:Z_XXXX_1)
⑤ バリアントTemplateファイル生成
(ア)テスト設定画面 →
メニュバー →
編集 →
バリアント →
ダウンロード
⑥ テストデータ作成
(ア)➄で生成したファイルにテストデータを入力する
⑦ ⑥で作成したバリアントファイルでテスト設定Z_XXXX_1を実行