残る(のこる)桜 散る(ちる)桜
水面(すいめん)に桜の花びらが舞い散って(まいちって)、筏(いかだ)
のように流れていく…そんな様子(ようす)を花筏といいます。
美しい春の風景(ふうけい)ですね。
咲いている花を愛でる(めでる)ことは誰でもしますが、散る花、散った
花を愛でる人は少ないかもしてれせん。
桜吹雪(さくらふぶき)、花の雨、飛花(ひか)、そして葉桜(はざくら)…
その時々の桜を、人々は言葉に写して(うつして)、愛してきました。
どんな姿になろうと、桜であることに変わりはないのです。
~散る桜 残る桜も 散る桜~
良寛(よしひろ)和尚(おしょう)の辞世(じせい)の句(く)の一つです、
そう、みんな桜。咲こうとも散ろうとも、愛すべき桜です。
译文:
花筏
落樱 飞樱
樱花花瓣随风飘洒,落于水面,犹如樱花做成的木筏,顺水漂流……
这就叫做“花筏”。
这是春天的一幅美景。
盛开的樱花,世人皆爱。但是,凋零的樱花,洒落的樱花,又有几人怜爱呢?
樱花吹雪,樱花雨,飞花,还有那落花吐绿的樱枝……
人们渐渐将此时的樱花也付诸笔墨,怜爱起来。
是啊,樱花,无论它处于何时何节,樱花永远都是樱花。
良宽和尚的辞世诗句中写道:
“枝头,空中,终需落,皆樱花。”
是啊,皆樱花。盛开枝头也好,飘舞空中也罢,都是让人怜爱的樱花。
筏(いかだ)/木排,木筏
愛でる/喜爱
桜吹雪(さくらふぶき)/形容樱花纷纷飘落的样子
葉桜(はざくら)/樱花落后生出新芽的樱枝
辞世の句(じせいのく)/临终绝句
良宽和尚/日本江户后期著名的禅僧