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ORA-02266: 表には使用可能な外部キーによって参照される一意キー/主キーが含まれています。
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原因: 別の表で使用可能な外部キーによって参照される一意キーまたは主キーのある表を切り捨てようとしました。 また、パーティション表のパーティションや、ALTER TABLE EXCHANGE PARTITIONを削除したり切り捨てることもできません。
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処置: 前述の表操作を実行する前に、他の表の外部キー制約を使用不可にしてください。SELECT * FROM USER_CONSTRAINTS WHERE TABLE_NAME = "tabnam"コマンドを発行して、表を参照している制約を確認できます。
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ORA-03221: 一時表領域と一時セグメントには、標準ブロック・サイズが必要です
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原因: (1)非標準ブロック・サイズで一時表領域を作成しようとしたか、(2)非標準ブロック・サイズの既存の永続表領域を一時表領域に変更しようとしたか、(3)DDL文を発行したために、非標準ブロック・サイズの表領域に一時セグメントが作成された可能性があります。
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処置: (1)一時表領域を作成する場合は、標準ブロック・サイズ以外のブロック・サイズを指定しないでください。(2)既存の永続表領域を一時表領域に変更する場合は、永続表領域が標準ブロック・サイズであることを確認してください。(3)ユーザーの一時表領域が標準ブロック・サイズの表領域であることを確認してください。
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ORA-04031: 共有メモリーのstringバイトを割当てできません("string","string","string","string")
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原因: 共有プールに割り当てられた共有メモリーより多くの共有メモリーが必要です。
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処置: 共有プールがメモリー不足の場合、大きいパッケージを確保するためにDBMS_SHARED_POOLパッケージを使用するか、共有メモリーの使用量を減らすか、またはINIT.ORAパラメータSHARED_POOL_RESERVED_SIZEおよびSHARED_POOL_SIZEの値を増やして使用可能な共有メモリー量を増やしてください。ラージ・プールがメモリー不足の場合は、INIT.ORAパラメータのLARGE_POOL_SIZEの値を大きくしてください。
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ORA-04032: 自動モードに切り替える場合はあらかじめpga_aggregate_targetを設定しておく必要があります
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原因: WORKAREA_SIZE_POLICYをAUTOに設定しようとしましたが、PGA_AGGREGATE_TARGETが指定されていません。
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処置: WORKAREA_SIZE_POLICYを設定する前に、インスタンスに使用可能なプライベート・メモリーの合計を示す値をPGA_AGGREGATE_TARGETに設定してください。合計は、一般的には、システムで使用可能な物理メモリーの合計から、SGAに必要なメモリーを引き、さらにオペレーティング・システムに必要なメモリーを引くと算出できます(たとえば、500MBなど)。
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ORA-04043: オブジェクトstringは存在しません。
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原因: システムが認識しないオブジェクト名が指定されました。いくつかの原因が考えられます。
- 表、ビュー、順序、プロシージャ、ファンクション、パッケージまたはパッケージ本体に対して無効な名前が入力されました。システムは、無効な名前を認識できなかったため、指定したオブジェクトは存在しないというメッセージで応答しました。
- 名前を変更できない索引またはクラスタ、またはその他のオブジェクトの名前を変更しようとしました。
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処置: 指定したオブジェクトの綴りを確認し、コードを再実行してください。(データ・ディクショナリを問い合せることによって、表、ビュー、ファンクションなどの有効な名前をリストできます。)