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ORA-24808: LOBバッファリング使用時に、LOBデータをストリーム転送できません。
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原因: LOBバッファリングが入力LOBロケータに対して使用可能なときに、ポーリング・モードまたはコールバックを介して、LOBデータをストリーム転送しようとしました。
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処置: 少量のLOBデータの読込みまたは書込みを行うとき、ストリーム転送は不要であるため、LOBバッファリングが役に立ちます。ストリーム転送を使用しないように、OCILobRead/OCILobWriteコールを修正してください。データのストリーム転送が必要な場合、LOBバッファリングは使用すべきではありません。 この場合、必要に応じて入力LOBロケータに関連するバッファをフラッシュし、入力LOBロケータのバッファリングを使用不可にし、OCILobRead/OCILobWriteコールを再発行してください。
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ORA-25239: 例外キューstring.stringからデキューするときのメッセージIDが指定されていません。
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原因: デキュー・オプションにメッセージIDを含めずに、リリース8.0互換の例外キューからデキューしようとしました。
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処置: アプリケーションを確認し、キュー名が正しく指定されていることを確認してください。キュー名が正しい場合は、リリース8.0互換の例外キューからデキューするときにメッセージIDを指定してください。それ以外の場合は、DBMS_AQADM.MIGRATE_QUEUE_TABLEプロシージャを使用して、キューを含むqueue_tableをリリース8.1互換にアップグレードしてください。
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ORA-25240: メッセージIDとデキュー条件/相関IDがデキュー・オプションに指定されました。
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原因: デキュー・オプションに、メッセージIDおよびデキュー条件/相関IDの両方を含めてデキューしようとしました。 デキュー・オプションでは、メッセージIDとデキュー条件/相関IDのどちらか一方のみを指定するか、またはどちらも指定しないかのいずれかです。
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処置: デキュー・メッセージでは、デキュー・オプションにメッセージIDかデキュー条件/相関IDの一方のみを指定し、両方は指定しないでください。 キューのソート順序でデキューする場合は、デキュー・オプションの中でメッセージIDとデキュー条件/相関IDをどちらも指定しないでください。
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ORA-26045: REF列stringで予想される引数はstringですが、stringが検出されました。
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原因: REF列に対する引数の数が誤っています。
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処置: REF列に対して正しい数の入力引数を指定してください。
1. 有効範囲なしのシステム生成REFには、1つまたは2つの入力引数が指定可能です。a)固定表名がOCI_DIRPATH_EXPR_REF_TBLNAMEで指定されている場合は、1つ(OID値用)の入力引数が指定可能です。b)固定表名がOCI_DIRPATH_EXPR_REF_TBLNAMEで指定されていない場合は、2つ(表名に1つと、OID値に1つ)の入力引数が指定可能です。
2. 有効範囲付きのシステム生成REFには、1つまたは2つの入力引数が指定可能です。表名の引数は、有効範囲付きREFに必要ではないため、1つの引数(OID値用)のみ必要です。ただし、表名の引数が指定されている場合、その指定はそのまま使用されます。
3. 主キーOIDにN個の列がある有効範囲付きの主キーREFには、N個またはN+1個の入力引数が指定可能です。表名の引数は、有効範囲付きREFに必要ではないため、N個の引数(OID値用)のみ必要です。ただし、表名の引数が指定されている場合、その指定はそのまま使用されます。
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ORA-26076: ダイレクト・パス構造の割当て後、値の設定または再設定はできません
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原因: 行数がすでに割り当てられ初期化された後で、クライアントがダイレクト・パス構造の行数を設定または再設定しようとしました。使用された属性は次のいずれかです。
* - OCI_ATTR_NUM_ROWS: ダイレクト・パス列の配列の行数を設定します。
* - OCI_ATTR_DIRPATH_DCACHE_SIZE: 日付キャッシュのサイズを設定します。(デフォルトは0です)。
* - OCI_ATTR_DIRPATH_DCACHE_DISABLE: オーバーフローが発生した場合に、日付キャッシュを使用禁止にするかどうかを設定します(デフォルトはFALSEです)。
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処置: 各属性を次のように設定してください。
* - OCI_ATTR_NUM_ROWS: 列配列でOCIHandleAllocをコールする前に設定してください。
* - OCI_ATTR_DIRPATH_DCACHE_SIZE: OCIDirPathPrepareをコールする前に設定してください。
* - OCI_ATTR_DIRPATH_DCACHE_DISABLE: OCIDirPathPrepareをコールする前に設定してください。
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ORA-26095: 処理されていないストリーム・データが存在します
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原因: サーバーが既存のストリーム・データを完全に処理する前に、より多くのストリーム・データを提供するOCIDirPathLoadStreamがコールされたか、サーバーがストリームデータを処理するときにOCIDirPathFinishがコールされました。
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処置: アプリケーションがダイレクト・パスAPIを誤って使用している可能性があります。前のストリーム・データが処理される前にストリームが誤ってリセットされていないかどうか、またはOCIDirPathFinishが途中でコールされていないかどうかを確認してください(ストリームが送信された後にエラーが発生し、LoadStreamがコールされるより先にFinishがコールされたために残りのストリーム処理がされていないかどうかを確認してください)。
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ORA-26518: 送信キューの同期エラーを検出しました
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原因: クライアントは、すでにマスター・サイトでコミットされているトランザクションを再送信しようとしました。この問題は、一般にローカル・サイト・トランザクション順序機構の初期化または更新時にローカル・サイトでエラーが発生したことが原因です。
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処置: RepAPIがマスター・サイトへ再送信しようとしているトランザクション・データがマスター表に存在し、有効であり、ローカル・サイトと一貫性のあることを確認してください。このエラーが発生する場合は、重複して識別されたトランザクションは無視され、ローカルの更新可能なマテリアライズド・ビュー・ログから削除されます。ローカル・サイトで新しいトランザクション識別子が正しく割り当てられ、一意でない値が意図せず生成されていないことを確認してください。
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ORA-26536: 遅延トランザクションによって発生した競合のためにリフレッシュが異常終了しました。
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原因: マテリアライズド・ビューのマスター・サイトのDEFERROR表に記録された競合がまだ未解決です。
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処置: マスターDEFERROR表内の競合を解消して、表が空になった後に再度リフレッシュしてください。また、マスターのDEFERROR表に競合がある場合でも、REFRESH_AFTER_ERRORSを使用すればリフレッシュできます。競合が発生しているにもかかわらず続行すると、競合の解消後にリフレッシュが成功するまで、更新可能なマテリアライズド・ビューの変更が一時的に失われているように見える場合があります。
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ORA-26687: "string"."string"(ソース・データベース"string")にインスタンス化SCNが指定されていません
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原因: オブジェクトSCNが設定されていませんでした。オブジェクトが表の場合は、両方のフィールドが設定されます(例: "SCOTT"."EMP")。オブジェクトがスキーマの場合は、一方のフィールドのみ設定されます(例: "SCOTT"."")。オブジェクトがデータベース全体の場合は、どのフィールドも設定されません(例: ""."")。
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処置: DBMS_APPLY_ADM.SET_%_INSTANTIATION_SCNをコールして、SCNを設定してください。
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ORA-28029: ユーザーstringはリモート・サーバーを使用できませんでした
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原因: 権限データベース・リンクのオープン中に、現行のグローバル・ユーザーとして接続するために必要な認証を持たないリモート・サーバーが見つかりました。サーバーがネットワーク・セキュリティ・サービスによって認証されていない可能性があります。または、ローカル・サーバーがDBMS_SECURITY_DOMAINS_ADMINパッケージを使用してリモート・サーバーによるアクセスを制限している可能性があります。
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処置: リモート・サーバーに正しい認証を付与して、特定のグローバル・ユーザーとして接続してください。そしてローカル・サーバーがアクセスを制限しないことを確認してください。
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ORA-28505: stringからOracle以外のシステムの機能を取得できません
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原因: Oracleは、異機種間データベース・リンクを介して接続されたOracle以外のシステムの機能情報を取得できませんでした。この機能情報は、HS_CLASS_CAPSまたはHS_INST_CAPSデータ・ディクショナリ・ビューで表示できるデータ・ディクショナリ表に格納されているはずです。
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処置: データベース管理者(DBA)に連絡して、エラー・メッセージで表示されたサーバー・データ・ディクショナリ表を確認してください。 表の内容が誤っている場合は、DBAがFDS_CLASS_NAMEまたはFDS_INST_NAME(あるいはその両方)に対するデータ・ディクショナリの内容を、すべてリストアする必要があります。通常は、このクラスまたはインスタンス(あるいはその両方)に対する現行のデータ・ディクショナリの内容をすべて削除し、接続されているエージェントが新しいデータ・ディクショナリの内容をサーバーにアップロードするように、新しい接続を開始すれば十分です。
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ORA-28509: Oracle以外のシステムへの接続を確立できません。
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原因: Oracle以外のシステムへのデータベース・リンクの初期化で、このOracle以外のシステムの異機種間サービス・エージェント・プロセスへの接続に失敗しました。
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処置: 次の箇所でOracle Netサービス名定義を確認してください。CREATE DATABASE LINK文のUSING句、TNSNAMES.ORAファイル、Oracle Names Server。サービス名の不一致の理由として次のことが考えられます。CREATE DATABASE LINK文のUSING句は、TNSNAMES.ORAファイルまたはOracle Names Serverで定義されるサービス名と一致している必要があります。サービス名定義のプロトコル固有の情報は、応答するリスナーのプロトコル固有定義と一致している必要があります。サービス名定義(TNSNAMES.ORAファイルまたはOracle Names Serverにある)のSID=<name>が、応答するリスナーのLISTENER.ORAファイルの値と一致している必要があります。
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ORA-28512: stringからデータ・ディクショナリ変換を取得できません。
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原因: Oracleは、異機種間データベース・リンクを介して接続されたOracle以外のシステムのデータ・ディクショナリ変換情報を取得できませんでした。このデータ・ディクショナリ変換情報は、HS_CLASS_DDまたはHS_INST_DDデータ・ディクショナリ・ビューで表示できるデータ・ディクショナリ表に格納されています。
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処置: データベース管理者(DBA)に連絡して、エラー・メッセージで表示されたサーバー・データ・ディクショナリ表を確認してください。 表の内容が誤っている場合は、DBAがFDS_CLASS_NAMEまたはFDS_INST_NAME(あるいはその両方)に対するデータ・ディクショナリの内容を、すべてリストアする必要があります。通常は、このクラスまたはインスタンス(あるいはその両方)に対する現行のデータ・ディクショナリの内容をすべて削除し、接続されているエージェントが新しいデータ・ディクショナリの内容をサーバーにアップロードするように、新しい接続を開始すれば十分です。
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ORA-28515: stringから外部オブジェクト定義を取得できません。
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原因: Oracleは、分散外部プロシージャまたはOracle以外のシステムのインスタンスに登録されたリモート・ライブラリの定義を取得できませんでした。おそらく基本データ・ディクショナリ表が存在しないか、変形しているためです。
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処置: Oracleデータベースの異機種間サービス・データ・ディクショナリが正しくインストールされていることを確認してください。 異機種間サービス・データ・ディクショナリがインストールされていない場合は、$ORACLE_HOME/rdbms/adminディレクトリ内のCATHS.SQLスクリプトを実行してください。
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ORA-28518: データ・ディクショナリ変換に不正な変換タイプがあります。
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原因: Oracleデータベースのデータ・ディクショナリまたは異機種間サービス・エージェントからアップロードされたデータ・ディクショナリの内容での、データ・ディクショナリ変換定義が不正な変換タイプ・コードを指定しました。有効な値は、「変換」の場合'T'または't'、「模擬」の場合'M'または'm'です。エラー元の正確なデータ・ディクショナリ変換に関する情報は、Oracleインスタンスのトレース(*.TRC)・ファイルおよびOracleインスタンスのアラート・ログに書き込まれています。このエラーは、異機種間サービス・エージェントがデータ・ディクショナリの内容を、サーバーからエージェントへの最初の接続でOracleデータベースへアップロードしているときに発生します。
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処置: エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。
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ORA-28519: 使用可能な異機種間データ・ディクショナリ変換がありません。
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原因: Oracleデータベースのデータ・ディクショナリが、接続されたOracle以外のシステムのデータ・ディクショナリ変換を定義していません。また、自動自己登録(データ・ディクショナリ・アップロード)が使用可能ではありません。
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処置: この問題の解決は、データベース管理者(DBA)に依頼してください。最も簡単に解決するには、OracleデータベースのHS_AUTO_REGISTER初期化パラメータをTRUEに設定して自動自己登録を使用可能にしてください。もう1つの解決方法は、エージェント・ベンダーが提供するSQLスクリプトを実行して異機種間サービスのデータ・ディクショナリをOracle以外のシステム固有の情報にロードすることです。スクリプトが実行されてもエラーが続く場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。
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ORA-28520: 異機種間データ・ディクショナリ変換の初期化中にエラーが発生しました
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原因: Oracleが、Oracle以外のシステムのインスタンスに対してデータ・ディクショナリ変換を取得できませんでした。基礎となるデータ・ディクショナリ表が存在しないか、正しい形式でない可能性があります。
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処置: Oracleデータベースの異機種間サービス・データ・ディクショナリが正しくインストールされていることを確認してください。 異機種間サービス・データ・ディクショナリがインストールされていない場合は、$ORACLE_HOME/rdbms/adminディレクトリ内のCATHS.SQLスクリプトを実行してください。FDS_CLASS_NAMEで指定されている接続されたエージェントがOracleデータベースのカスタム・インストール・スクリプトを必要とする場合は、スクリプトが実行されていることを確認してください。両方のスクリプトが実行されてもエラーが続く場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。
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ORA-28521: 使用可能な異機種間機能情報がありません。
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原因: Oracleデータベースのデータ・ディクショナリに、接続されたOracle以外のシステムの機能定義がありません。また、自動自己登録(データ・ディクショナリ・アップロード)が使用可能ではありません。
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処置: この問題の解決は、データベース管理者(DBA)に依頼してください。最も簡単に解決するには、OracleデータベースのHS_AUTO_REGISTER初期化パラメータをTRUEに設定して自動自己登録を使用可能にしてください。もう1つの解決方法は、エージェント・ベンダーが提供するSQLスクリプトを実行して異機種間サービスのデータ・ディクショナリをOracle以外のシステム固有の情報にロードすることです。スクリプトが実行されてもエラーが続く場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。
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ORA-28522: 異機種間機能の初期化中にエラーが発生しました
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原因: Oracleが、Oracle以外のシステムのインスタンスに対して機能定義を取得できませんでした。基礎となるデータ・ディクショナリ表が存在しないか、正しい形式ではない可能性があります。
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処置: Oracleデータベースの異機種間サービス・データ・ディクショナリが正しくインストールされていることを確認してください。 異機種間サービス・データ・ディクショナリがインストールされていない場合は、$ORACLE_HOME/rdbms/adminディレクトリ内のCATHS.SQLスクリプトを実行してください。FDS_CLASS_NAMEで指定されている接続されたエージェントがOracleデータベースのカスタム・インストール・スクリプトを必要とする場合は、スクリプトが実行されていることを確認してください。両方のスクリプトが実行されてもエラーが続く場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。
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ORA-28523: Oracleと異機種間エージェントのバージョンに互換性がありません。
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原因: データベース・リンクでの操作がOracle以外のシステムに接続しようとしましたが、Oracle以外のシステムのOracleインスタンスとエージェント・プロセスに互換性がありません。
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処置: データベース管理者(DBA)に、Oracleインスタンスとエージェントの両方の構成を確認するよう依頼してください。バージョンの非互換性の詳細は、Oracleインスタンスとエージェントのトレース(*.TRC)・ファイルおよびOracleインスタンスのアラート・ログにロギングされています。Oracleデータベースのどのリリースがサポートされているかをエージェントのドキュメントで確認してください。
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ORA-28527: 異機種間サービス・データ型のマップ中にエラーが発生しました。
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原因: Oracleデータ型を、Oracle以外のデータ型上でマップできなかったか、またはOracle以外のデータ型を、Oracleデータ型にマップできませんでした。これらのマッピングは、Oracleデータベースのデータ・ディクショナリの機能定義として定義されています。
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処置: Oracleデータベースのデータ・ディクショナリが、接続されたFDS_CLASS_NAMEおよびFDS_INST_NAMEの正しい機能定義を使用して初期化されていることを確認してください。 表の内容が誤っている場合は、データベース管理者(DBA)がFDS_CLASS_NAMEまたはFDS_INST_NAME(あるいはその両方)に対するデータ・ディクショナリの内容を、すべてリストアする必要があります。通常は、このクラスまたはインスタンス(あるいはその両方)に対する現行のデータ・ディクショナリの内容をすべて削除し、接続されているエージェントが新しいデータ・ディクショナリの内容をサーバーにアップロードするように、新しい接続を開始すれば十分です。エラーが繰り返される場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。
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ORA-28533: 異機種間サービスの強制ハンドル・エラーが発生しました
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原因: 異機種間サービスの強制ハンドルでエラーが発生しました。エージェントの機能によっては、異機種間サービスは暗黙的な強制を含むSQL文や、TO_CHAR、TO_NUMBER、TO_DATEなどの強制関数を含むSQL文について追加の処理を行う場合があります。この機能は、強制に関する機能が制御しています。これらの機能定義の1つでエラーが発生した場合に、異機種間サービスのロジックがこのエラーをレポートします。
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処置: 機能表の設定はエージェント・ベンダーが管理し、データベース管理者(DBA)が変更します。データベース管理者(DBA)とエージェント・ベンダーに連絡し、正しい一連の機能をインストールしてください。
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ORA-28534: 異機種間サービスの前処理エラーが発生しました
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原因: 異機種間サービスが実行できる機能の1つとして、暗黙的な強制を含むSQL文の一部、またはTO_CHAR、TO_NUMBER、TO_DATEのような明示的な強制関数をコールするSQL文の一部を前処理する機能があります。たとえば、TO_DATEへのコールをバインド変数に変換したり、TO_DATE関数コールを前評価して、結果の値をバインド値としてOracle以外のシステムに渡すことができます。この動作は強制に関係のある機能が制御しています。機能の設定が誤っていた場合、前処理を試行すると異機種間サービスはエラーを発生します。その場合、エラーが通知されます。
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処置: 機能表の設定はエージェント・ベンダーが管理し、データベース管理者(DBA)が変更します。データベース管理者(DBA)とエージェント・ベンダーに連絡し、正しい一連の機能をインストールしてください。
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ORA-28538: 結果セットが見つかりません
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原因: クライアント・プログラムが、オープンされていない結果セットからフェッチしようとしました。ストアド・プロシージャの実行では、多数のゲートウェイが、以前実行したストアド・プロシージャから戻されたすべての結果セットを自動的にクローズします。
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処置: 使用しているゲートウェイについてドキュメントを確認し、ストアド・プロシージャが実行されるたびに、現在オープンしている結果セットが自動的にクローズされる場合について調べてください。その後、クライアント・プログラムがこのルールに違反していないかどうかを確認してください。プログラムが違反している場合は、修正してください。それ以外の場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
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ORA-28539: ゲートウェイでは結果セットをサポートしません
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原因: クライアント・プログラムが、結果セットをサポートしていないゲートウェイを介して、1つ以上の結果セットを戻すストアド・プロシージャを実行しようとしました。
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処置: 使用しているゲートウェイについてドキュメントを確認し、ストアド・プロシージャから戻される結果セットをサポートしているかどうかを調べてください。サポートしていない場合、そのストアド・プロシージャにアクセスするには、ゲートウェイのバージョンを、結果セットをサポートしているバージョン(存在する場合)にアップグレードしてください。結果セットをサポートしているゲートウェイで、このエラーが発生する場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
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ORA-28544: エージェントへの接続に失敗しました。Oracle Netの管理エラーの可能性があります。
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原因: Oracleデータベースが異機種間サービス・エージェントまたは外部プロシージャ・エージェントとの接続を確立しようとしましたが、Oracle NetによりRSLV接続の失敗またはプロトコル・モード・エラーが報告されました。通常この原因は、TNSNAMES.ORAまたはLISTENER.ORAでのOracle Netサービス定義の設定における管理エラーです。基本ネットワーク接続は開かれていますが、適切なプロトコルを使用していないプログラムに接続しています。これは、不適切なプログラムに接続されていることを示します。
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処置: Oracle Net管理を次の方法で確認してください。TNSNAMES.ORAまたはOracle Names Serverを使用しているとき、Oracleデータベースからの接続が正しいサービス名またはSIDを使用していることを確認してください。エージェントのホスト・マシン上のLISTENER.ORAを調べて、サービス名またはSIDがその(PROGRAM=...)句で実行可能な正しいエージェントを参照していることを確認してください。TNSNAMES.ORAまたは同様のサービス定義で、サービスextproc_connection_dataに(HS=)が含まれていないことを確認してください。また、異機種間サービス・データベース・リンクにより使用されるサービス定義に(HS=)が含まれていることを確認してください。
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ORA-28545: エージェントへの接続時に、Oracle Netによってエラーが診断されました。
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原因: 外部プロシージャのコール、または異機種間サービス・データベース・リンク上のOracle以外のシステムへのSQL発行は、接続の初期化中に失敗しました。Oracle Net NCRソフトウェアにより診断されたエラーが別個に報告されます。
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処置: Oracle Net NCROエラー・メッセージを参照してください。解決しない場合は、使用されている異機種間サービス・データベース・リンクと関連するサービス、または外部プロシージャ・コールのextproc_connection_dataと関連するサービスのtnsnames.oraおよびlistener.oraで接続管理設定を確認してください。
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ORA-28546: 接続の初期化に失敗しました。Oracle Netの管理エラーの可能性があります。
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原因: Oracleデータベースから2番目のプロセスへのネットワーク接続の初期化中にエラーが発生しました。接続は完了しましたが、接続の両端でネットワーク・プロトコルが異なっていたなどの理由で、プロトコル固有の初期化を実行しようとした段階で切断されました。通常この原因は、データベース・リンクまたは外部プロシージャ・コールの不適切なOracle Net管理設定です。特に考えられる原因は次のとおりです。Oracle間の接続用のデータベース・リンクの設定を使用して、異機種間サービス・エージェントまたは外部プロシージャ・エージェントに接続しています。異機種間サービス接続用のデータベース・リンクの設定を使用して、直接Oracleデータベースに接続しています。tnsnames.oraのextproc_connection_data定義を使用して、外部プロシージャ・エージェントに接続するかわりにOracleインスタンスに接続しています。tnsnames.oraで通常定義される、異機種間サービス・データベース・リンク用の接続データに(HS=)が指定されていません。tnsnames.oraで通常定義される、Oracle間データベース・リンク用の接続データに(HS=)が指定されています。
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処置: Oracle Net管理を次の方法で確認してください。TNSNAMES.ORAまたはOracle Names Serverを使用しているとき、Oracleデータベースからの接続が正しいサービス名またはSIDを使用していることを確認してください。接続のエンドポイントのホスト・マシン上のLISTENER.ORAを調べて、サービス名またはSIDが正しいプログラムに接続していることを確認してください。TNSNAMES.ORAまたは同様のサービス定義で、サービスextproc_connection_dataに(HS=)が含まれていないことを確認してください。また、異機種間サービス・データベース・リンクにより使用されるサービス定義に(HS=)が含まれていることを確認してください。
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ORA-28547: サーバーへの接続が失敗しました。Oracle Netの管理エラーの可能性があります
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原因: クライアント・プロセスからOracleデータベースへのネットワーク接続の初期化中にエラーが発生しました。接続は完了しましたが、接続の両端でネットワーク・プロトコルが異なっていたなどの理由で、プロトコル固有の初期化を実行しようとした段階で切断されました。通常この原因は、データベース・リンクまたは外部プロシージャ・コールの不適切なOracle Net管理設定です。特に考えられる原因は次のとおりです。Oracleデータベースではなく異機種間サービス・エージェントを参照する接続文字列が接続で使用されました。(HS=)指定を含む接続文字列が接続で使用されました。
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処置: Oracle Net管理を次の方法で確認してください。TNSNAMES.ORAまたはOracle Names Serverを使用しているとき、Oracleデータベースへのクライアント接続が正しいサービス名またはSIDを使用していることを確認してください。接続のエンドポイントのホスト・マシン上のLISTENER.ORAを調べて、サービス名またはSIDが正しいデータベースを参照していることを確認してください。TNSNAMES.ORAまたは同様のサービス定義で、接続文字列に(HS=)が含まれていないことを確認してください。
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ORA-28559: FDS_CLASS_NAMEはstring、FDS_INST_NAMEはstringです。
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原因: 関連するエラーが別のメッセージで表示されます。また、このメッセージには補足情報が提供され、別のメッセージでレポートされたエラーの診断に役立ちます。FDS_CLASS_NAMEおよびFDS_INST_NAMEを使用して、Oracleデータ・ディクショナリの表やビューの情報にアクセスし、データベース・リンク上の異機種間サービスの操作をOracle以外のデータ・ストアに指示してください。
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処置: FDS_CLASS_NAMEおよびFDS_INST_NAMEの値を使用して、Oracleデータ・ディクショナリの内容を確認し、関連するエラーの原因を診断してください。
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ORA-28560: エージェント・プロセスの構成でエラーが発生しました。
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原因: Oracleデータベースが、接続されたエージェント(異機種間サービスまたは外部プロシージャ)がサポートしていない関数を起動しました。その原因として、Oracle Netの設定が正しくなかったために不正なエージェントを使用した可能性があります。
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処置: Oracle Net管理を次の方法で確認してください。TNSNAMES.ORAまたはOracle Names Serverを使用しているとき、Oracleデータベースからの接続が正しいSIDを使用していることを確認してください。エージェントのホスト・マシン上のLISTENER.ORAを調べて、このSIDがその(PROGRAM=...)句で実行可能な正しいエージェントを参照していることを確認してください。
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ORA-28591: エージェント制御ユーティリティ: パラメータ・ファイルにアクセスできません。
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原因: エージェント制御ユーティリティがパラメータ・ファイルにアクセスできませんでした。これは、adminディレクトリを見つけられなかったためか、ディレクトリに対する権限が正しく設定されていなかったためです。
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処置: エージェント制御ユーティリティが、環境変数AGTCTL_ADMINまたは環境変数TNS_ADMINが指しているディレクトリにパラメータ・ファイルを置きます。これらの環境変数のうちの1つ以上が設定されており、その変数がエージェントがアクセスしたディレクトリを指していることを確認してください。
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ORA-28606: ビットマップ索引を作成するにはブロックの断片部分が多すぎます (string,string)
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原因: ブロックが、ビットマップ索引作成時に想定される最大行数を超えています。これは、多くの場合、使用可能な最大スロット数の設定が低すぎることが原因です。メッセージには、検出されたスロット番号と使用可能な最大スロット数が表示されます。
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処置: alter system flush shared_pool; update tab$ set spare1 = 8192 where obj# = (select obj# from obj$ where NAME=<table_name> AND owner# = <table_owner>; commit;