Oracleの現在の情報を見る方法 |
■USER情報 |
Oracleをインストールした直後ですと「SYSTEM」「SYS」ユーザのみですが、その後管理のうえで様々なOracleユーザを作成すると思います。 ここでは現在どのようなユーザが存在するかを確認する方法を紹介します。
この「user_users」テーブル内には以下の情報が入っています。 ・USERNAME(ユーザ名) ・USER_ID(ID番号) ・DEFAULT_TABLESPACE(デフォルトとなるデータ領域) ・TEMPORARY_TABLESPACE(テンポラリとして使用されるデータ領域) ・CREATED(作成された日付) また結果は以下のように出てきます。
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■表領域情報 |
Oracleでは、基本として「SYSTEM」、「USERS」、「TEMPORARY(TEMP)」、「ROLLBACK(RBS)」、「TOOLS」の表領域が存在します。 この領域の情報は次のようにして得ることができます。
上記①「dba_tablespaces」テーブル内には以下の情報が入っています。 ・TABLESPACE_NAME(領域名) ・INITIAL_EXTENT(初期エクステンツ容量 KB) ・NEXT_EXTENT(次エクステンツ容量 KB) ・MIN_EXTENTS(最小エクステンツ数) ・MAX_EXTENTS(最大エクステンツ数) ・PCT_INCREASE(増加%) ・STATUS(状態 ONLINE/OFFLINE) ・CONTENTS また②「dba_data_files」テーブル内には以下の情報が入っています。 ・FILE_NAME(ファイル名) ・FILE_ID(ID番号) ・TABLESPACE_NAME(領域名) ・BYTES(領域容量) ・BLOCKS(ブロック数) ・STATUS(状態 AVAILABLE) それぞれの結果は以下のように出てきます。
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■テーブル情報 |
あるユーザで作成したテーブルを確認する方法です。
この「user_tables」テーブル内には以下の情報が入っています。
また結果は以下のように出てきます。(出力数が多いため「TABLE_NAME」情報だけを取り出しています。
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■インデックス情報 |
テーブルに作成しているインデックスの確認の方法です。
この「user_ind_columns」テーブル内には以下の情報が入っています。 ・INDEX_NAME(インデックス名) ・TABLE_NAME(付与しているテーブル名) ・COLUMN_NAME(付与しているカラム名) ・COLUMN_POSITION ・COLUMN_LENGTH また結果は以下のように出てきます。(出力数が多いため「INDEX_NAME」「TABLE_NAME」「COLUMN_NAME」情報だけを取り出しています。)
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■受け付けたSQL文の内容 |
バッファに残っている受け付けたSQL文の内容を出力します。
結果は以下のように出てきます。
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