進行管理に向いている人の特徴8つ
1.チームで連携して働くことが好き
進行管理はクライアントや制作現場のスタッフ、その他にも様々なチームと共同で連携して仕事をする必要があります。
様々な立場の相手を理解でき、繊細なことに気づける人や責任感が強い人など、いわば組織と組織の潤滑油的な立場や役割が好きな人が向いている仕事です。
そのため、根本的に「人と関わることが好きな人」でなければなかなか務まらない仕事です。
2.コミュニケーション力
クライアントの要望をヒアリングし、話し合いをしながら予算やスケジュール等を決めていきます。そして、まとまった内容を制作現場へ分かりやすく提案することも役目です。
進行管理において様々な人たちとの対話は欠かせないものであり、コミュニケーション能力は重要です。
3.スケジュール管理力
納期通りにプロジェクトを簡潔できるように、納期から逆算したスケジュール設定や人員配置をする必要があります。
仕事の振り分けや進捗が遅れていれば柔軟にスケジュールを変更して、作業の流れを読めるといったスケジュール管理能力が求められます。
4.問題解決力
期せぬトラブルや緊急性の高い業務が差し込んだときに、スケジュール通り進められないときもあります。
問題発生時はリスクを最小限に抑えるために、なるべく早く解決の手段や方針を決めて、各所に指示出しをすることが必要です。
また起こりえるトラブルを想定して取り組む姿勢をもっていることも求められます。
5.広い視野で全体を把握できる
作業全体や制作スタッフの進捗、さらにシステムの品質等に至るまで管理するものが多い仕事です。
全体を俯瞰して見ることで細かい変化やミスにも目が届きますし、先を見通して行動できる人が適しています。
6.客観的な説明ができる
社内の制作進行管理だけでなく、クライント先にシステムの概要を説明する場面もあります。
その際に相手に納得してもらえるように論理的・客観的に物事を説明できる人が向いています。
7.主体的かつ傾聴力がある
周りに指摘される前に主体的に行動できること、またメンバーの意見も聞き入れつつ全体を引っ張っていける人が適しています。
意見を交わしやすい体制ができていることで、スムーズな意思決定や解決スピードの早さにも繋がります。
8.責任感が強い
進行管理に携わる人はシステムまたはアプリを開発する上での総監督、つまりプロジェクトの全責任を負う立場になります。
「投げやりな態度を取る」「大雑把な指示などをする」等の仕事の進め方をしていると、現場スタッフは振り回され納期は遅れ、品質も悪いシステムの制作に繋がってしまいます。
そのため、進捗管理には責任感が強い人が向いています。
進行管理の役割・仕事内容
役割
プロジェクトの計画と進捗のズレの修正、この2つが大きな進捗管理の役割です。
下記のようにスケジュール設定からプロジェクト完了までの工程を管理することになります。
- スケジュールの設定
- ルール・マニュアルの作成
- 作業工程の進捗管理
- 連絡調整や品質のチェック
- 制作完了までの行程を管理する
進行管理者がいなければ、「納期に間に合わない」「タスクの優先順位が分からず業務効率も悪くなる」といったことも起こりかねません。
常にプロジェクト全体を把握している進捗管理がいることで、トラブルが起きてもすぐ報告でき、アクシデントや納期の遅延などを最小限に留めることができます。
仕事内容
スケジュール設定
「制作物がいつ完成するか?」といったスケジュールの設定から行います。
制作時間や作業内容がどういったものになるのかを計算し、スケジュールの立案、見合った仕事量を制作スタッフに配分するなど詳細を決めていきます。
各工程をいつまでに終わらせるべきかが明確になるため、効率的に作業に取り組むことができます。
また、制作メンバーの認識のズレが生じないためにも共通のルールやマニュアルの作成をして、制作物の遅延やクオリティの低下を未然に防ぎます。
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進捗管理
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チーム内の情報共有・連携
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制作物の最終確認