HULFTの各デーモン実行時の終了ステータスを以下に列記します。
終了ステータスの確認方法は、
- 「配信デーモン(hulsndd)」
- 「集信デーモン(hulrcvd)」
- 「受付要求デーモン(hulobsd)」
終了ステータスの確認方法は、
デーモン・プログラムを起動した直後に
# echo $?
のようにして終了ステータスを確認します。
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内容) | システムエラー | |
対処) | ファイルシステム、ソケットストリーム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。 | |
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内容) | 起動パラメータに誤りがあります。 | |
対処) | マニュアルを確認し再度起動してください。また、ソケットバッファサイズが、OSの制限を超えていることも考えられます。ソケットバッファサイズを確認してください。 | |
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内容) | 既にデーモンが起動している可能性があります。配信デーモンにおいては、配信状況ファイルのオープン(sddsendlist.dat)に失敗した可能性もあります。また、集信・要求受付デーモンにおいては、他のアプリケーションによってそのポート番号が使用されている可能性もあります。 | |
対処) | 「ps」コマンド等で、デーモンの起動を確認してください。また、配信デーモンについ ては、配信状況ファイルのアクセス権等の環境を確認してください。集信・要求受付デーモンについては、「netstat」コマンド等でポート番号が使用されていないか確認し、変更するなどしてください。 | |
4 | ||
内容) | プロセスが起動できません。 | |
対処) | ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。 | |
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内容) | 通信ソケットに異常があります。 | |
対処) | ソケットストリームの異常等が考えられます。環境の確認を行ってください。 | |
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内容) | 未配信ファイル(sddreqchkp.dat)の読み込みに失敗しました。 | |
対処) | 未配信ファイルに異常がありますので、未配信ファイルの削除を行って再起動をしてください。 | |
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内容) | メモリーエラーです。 | |
対処) | 他のアプリケーションを終了させるなどして再度起動してください。 | |
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内容) | パイプのオープンに失敗しました。 | |
対処) | パイプに異常があります。システム動作環境設定ファイルの「fifopath」タグが示すパスにHULFTの通信用パイプがある場合は、削除を行ってHULFTシステムを再起動してください。「fifopath」に指定がない場合はHULPATHに作成されます。それぞれ確認してください。データ受信中に異常が発生したと考えられます。 | |
9 | ||
内容) | 環境設定エラーです。 | |
対処) | システム環境動作設定ファイル(hulenv.conf)の内容で、コメント化してはならないタグがコメント化されていたり、タグが削除されていたりしないか確認してください。また、HULPATHの設定に間違いがないか確認してください。 | |
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内容) | パス指定エラーです。 | |
対処) | 指定したパス名の長さが、128文字以上は扱うことができません。128文字以下に設定してください。 | |
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内容) | ワークファイル作成パスが無効です。 | |
対処) | ディレクトリやパーミッション等のワークファイル作成パス内の内容を確認してください。 | |
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内容) | 共有ライブラリロードエラーです。 | |
対処) | 管理画面左上の製品名称が正しいか確認してください。HULFT-SANの場合は、SAN転送に必要な共有ライブラリのロードに失敗しました。共有ライブラリが正しくインストールされているか確認してください。 | |
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内容) | クラスタ対応版専用起動同期コマンドのデーモン起動パラメータに誤りがあります。 | |
対処) | クラスタ対応版で指定可能な起動パラメータをマニュアルで確認し、再起動してください。 | |
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内容) | トレース用ファイルの作成や書込みに失敗しました。 | |
対処) | デーモン起動時に-l指定したファイル、或いはシステム動作環境設定ファイル(hulenv.conf)で指定したトレース用のファイルが作成または書込み可能であることを確認してください。 | |
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内容) | -n 引数エラー | |
対処) | -nで指定した起動できる配信プロセスの最大数(多重度)が不正です。設定可能な値は1~9999です。 | |
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内容) | -rc 引数エラー | |
対処) | -rcで指定したソケット接続失敗時の再接続回数が不正です。設定可能な値は0~9999です。 | |
19 | ||
内容) | -rt 引数エラー | |
対処) | -rtで指定したソケット接続失敗時の再接続待ち時間が不正です。設定可能な値は0~9999です。 |