①受注登録BAPIの価格更新
BAPI_SALESORDER_CREATEFROMDAT2
品目により条件マスタから価格が提案される明細と提案されない明細が混在する場合は注意が必要です。マスタ提案される明細にはORDER_CONDITIONS_INXの更新区分に「U」を設定する必要があり、提案されない明細には更新区分に「I」を設定する必要があります。
LOGIC_SWITCHパラメータを設定することで、条件パラメータにより複雑な挙動をさせることができます。
価格の条件マスタ提案値を上書きする
BAPIの内部動作を変えるためLOGIC_SWITCHのCOND_HANDLに「X」を設定します。
条件レートに0を設定する場合は、UPDATEFLAGに「I」か「U」を明示的に設定する必要があります。
条件マスタ提案値を削除する
BAPIの内部動作を変えるためLOGIC_SWITCHのCOND_HANDLに「X」を設定します。
②受注登録BAPIのロングテキスト更新方法
BAPI_SALESORDER_CREATEFROMDAT2
ORDER_TEXTのパラメータを設定する
受注登録時はDOC_NUMBERは0000000000を設定します。受注ヘッダのテキストを設定する場合はITM_NUMBERに000000を設定し、明細テキストの場合は明細番号を入力します。TEXT_ID にはロングテキストのIDを設定します。
③出荷伝票変更BAPI
BAPI_OUTB_DELIVERY_CHANGE
パラメータ
出荷伝票ヘッダ、明細、取引先、住所など、出荷伝票のテーブル構成に近い形でパラメータも構成されています。
④受注登録BAPIのEXTENSIONIN利用法
(BAPI_SALESORDER_CREATEFROMDAT2)から設定したい場合は、EXTENSIONINパラメータを使います。
EXTENSIONINのパラメータ設定は、STRUCTUREにBAPI拡張項目用の構造名、VALUEPART1にBAPE_VBAK等の構造の値を&