草莓棉花糖剧本-10

伸慧: 少し時間潰すか
テレビ: 皆さんリラックスしてください はい だんだん瞼が重くなってきすま
千佳: これでほんとうかな なんか嘘っぽいよね
テレビ: さらに重くなってきます
美羽: じゃ さ 試しにやってみる
千佳: いやだよ
美羽: 私かかってみたい
千佳: かかるほうな だってさ 催眠術かかると突然眠くなったり 遊びたくなったり
その場のおもいつきだけでのものいったりするんだよ かかりたいと思わない
千佳: でいうえ美ちゃん 普段からそうじん じゃ 行くよ
美羽: いつでも来い
千佳: あなたはだんだん眠くなる 眠くなる 眠くなる 誰もエビぞりになれとは言ってないけど
美羽: え そうだけ でも なんかおなかが背中にくっつく感じはしたよ
千佳: それ単におなかへってんでしょう
美羽: やっぱし じゃ 今度はあたしが千ちゃんに
千佳: 私
美羽: なんと千ちゃんを佐竹に変えて見せます
千佳: いや ちょっとまって  あ そうだ ちょっとトイレへ
美羽: こら 逃げるな
アナ: 助かりましたわ
茉莉: ほんとうに 
美羽: じゃん
茉莉: 千 千佳ちゃんなの ほんとうだ 美羽ちゃん 凄い
千佳: あのね 茉莉ちゃん
美羽: まったく将来が心配だよ
千佳: お前が一番心配だ
伸慧: すみません 今日の限定ってやつ何個残ってます
テレビ: 紫ものモンブランですって
美羽: 美味しいそう
テレビ: じゃ一口食べてみましょう
美羽: ケーキ食べたいな ね 食べたいよね
千佳: 食べたいけどそのお金ないし
美羽: お小遣い
千佳: だからないし
美羽: 千ちゃん手を出してみ
千佳: これでどうしろって
美羽: うん とね
千佳: 渡してから考えてるし
美羽: つまり催眠術で
千佳: かかんないってば
茉莉: ええ 私じゃなくて ジョン
美羽: あなたは今からケーキを買いに行きたくなる よし そのままケーキ屋さんにgo だ それなら 千ちゃんはケーキを買い
千佳: 佐竹でしょう
美羽: 千ちゃんが二匹
千佳: あのね つうか二匹ってそれも違う
美羽: じゃ こっちの千ちゃん あなたは催眠術がきくようになる
千佳: だからその催眠術はきかないんだって
美羽: あ もう なんでだれも催眠術にかかんないんだよ かかろうよ 一人くらい
アナ: どう言われましてもね
茉莉: あのね 私たちがたまだまかからなかっただけで もしかしたらこの広い空の下の何処かにはかかる人がいるかも かも知れないな なんて
美羽: 何処ぞの誰かあなたはケーキが食べたくなる
伸慧: お 千佳 今何処 うち ほかの皆は は そう ちょうどよかった
あのさい いま湖のさ 休憩所 そこにいるから 全員つれておいで
千佳: あ 遠いよ なんで急にそんな
伸慧: 違う違う そう言うことじゃなくて 全員 こい
千佳: たく 強引なんだから じゃ アナちゃんと茉莉ちゃんはバスで行ってもらって
私と美ちゃんは自転車で行くから バス降りたところで一回待ち合わせ
美羽: えー 私もバスがいいよ
千佳: あなたは自転車に乗りたくなる
美羽: 千ちゃん大丈夫 催眠術なんてきくわけないじゃん
茉莉: ではお先に
千佳: パンクしてる
美羽: ありゃ どうする
千佳: お姉ちゃんは何考えてんだか 人の都合なんかちっとも考えない人なんだから
ちょ ちょっと
美羽: 勝 美羽ちゃんの勝ち
千佳: あのね 勝手に知らない人と競争してどうするんのよ
美羽: もっとプライド高く持たなきゃいいか ほお 楽そう
千佳: もう 一人で飛ばしたりしないで 一緒に行こうよ プライドないじゃん
美羽: 一等賞 負け 修行した前
千佳: あのな
アナ: あの 大丈夫ですか
千佳: なんとか
美羽: じゃ 罰ゲームね
千佳: なんでよ
美羽: だって 千ちゃんびりげつだし 「びりげつ 拖后腿
茉莉: そうだ 美羽ちゃん バス代先貸した分返してくれる
美羽: ないけど
茉莉: そ そんな困るよ
美羽: じゃ 千ちゃんよろしく
千佳: こら 美ちゃん 後で立て替えるから先に出て こら 待って
美羽: 待つもんか
伸慧: おせぇなあいつら 何やってんだ
アナ: ここ北に向かえばいいんですのね
茉莉: うん えーと 西がwestどしょう 東がeast じゃ 北は
アナ: north snowの逆で 冷たいから 北って覚えらればいいんですわ
茉莉: えー そうか あれ ね snowの逆だったらかえって熱くない
アナ: あれ snowって雪ですよね 冷たい雪の逆だから えーと あれ そう言われて見れば
可笑しいですわね そんなはずありませんのに south逆だthsouだから
茉莉: ね 北ってどっちだっけ アナちゃん分かる アナちゃん知ってると思ったんだけど
アナ: 私は茉莉ちゃんが知ってると思ってましたわ
茉莉: えーと えーと アナちゃん 私たちどっち行けばいいだっけ
千佳: 美ちゃん もういい加減に交替してよ 「交替 こうたい」
美羽: もうちょいいってから
千佳: だってさ あたしわけずっと走ってるんだよ
美羽: まあ そうだね
千佳: 勘弁してよ 美ちゃんほど体力甘いってないんだしさ
美羽: そりゃいけないな その際もっと鍛えよ let’s running「鍛える きたえる」
伸慧: たく あいつら何処ほっつきあるいてんだ
茉莉: あ 疲れた
アナ: あと少しですわ 頑張りましょう
茉莉: その前にもう少し休ませて
アナ: しょうがないですわね
茉莉: あ ジョン
アナ: あ ちょっと待って
茉莉: ジョン だめ
アナ: だからちゃんとつないとかないといけませんって言ってるのに
伸慧: 変だな 携帯にもでねぇで何してんだ
茉莉: ジョンってば お願い 待って すみません そのこ捕まえてください
伸慧: えーと 千佳と美羽はどうだ
千佳: 暑い 疲れただるい
美羽: まあ 千ちゃんにしてはよくがんばったかな
千佳: あのね
美羽: じゃ もう一踏ん張り行ってみようか
千佳: 喉渇いた ジュース買っていい
美羽: お金持ってないよ私
千佳: 知ってるよ
美羽: じゃ いいけど
千佳: この後美ちゃん走る番だからな 私はもういやだよ
美羽: 軟弱だ千ちゃんは
千佳: そういう問題じゃないっしょう
伸慧: あれ 千のやつもでねぇ 可笑しいな
千佳: ジュース飲んだら交替だよ いい
美羽: はい はい そんなにキックボードで遊びたいなら早く言えばいいのに 「キックボード 滑板车
千佳: そうですか  えーと どれにしようかな さっぱりするのがいいな
おいくら何でやんね
茉莉: ありがとございます よかった
外国人:  Oh You are welcome so cute
茉莉: 外国の人だ アナちゃん お願い
アナ: ちょっと だから私は
外国人: You are not Japanese Would you tell me the way to the 城北 library 
「城北 じょうほく」
アナ: あの あの わたくし  I can’t speak English
外国人: Oh my god
茉莉: アナちゃん 今この人図書館に行きたいって言ったと思うんだけど
アナ: 言ってること分かったの
茉莉: うん 多分
アナ: どう どうして
茉莉: ずっと勉強してるから アナちゃんと一緒に
アナ: そうでしたわね
茉莉: 図書館なら私知ってるし 案内してあげようよ ジョンを捕まえてくれたんだし
何かお礼しなきゃ
アナ: 茉莉ちゃんはそう言うなら 構いませんけど
茉莉: えーと たしか向こう over there may be です
外国人: Thank you very much
アナ: 情けないですわ
伸慧: たく 何やってんだあいつら やってらんね 帰るぞ もう
茉莉: はい もしもし
伸慧: 茉莉ちゃん 何処へ行っちゃったんだよ 分かんないから結局一緒しちゃったよ
茉莉: あの
伸慧: 外国人を案内している 何だそれ
茉莉: それが話すと長いんだけど あのね
伸慧: ジョンを捕まえてくれたお礼に図書館まで案内したあげてんのね
じゃさ 私がそっち行けばいい  いいよ いいよ 迎えに行くからじっとしてて
むしろ動かないで 頼むから  はいはい たく 茉莉ちゃんもアナちゃんも
あのね 美羽と千佳と まだぶらぶらしてんのかいあいつらは もしもし
美羽: はいはい 伸慧お姉ちゃん こっちら美羽ちゃんです
伸慧: はい こら 何してんだよ いつまで人待たせれば
美羽: あのね 今スワン乗ってるやつは コッポラ発見 千ちゃん追跡に開始
千佳: ちょっと やめようよ
伸慧: おい 美
千佳: すみません
美羽: お姉ちゃんもおいでよ 凄い楽しいよ あのね 場所はね 湖の
伸慧: いいから すぐこっち来い
美羽: 楽しかった
千佳: もう 美ちゃんっでば調子に乗るんだから
美羽: 千ちゃんだってけっこう面白がってだくせに
アナ: でも みんなが無事に揃えてよかったですわ
茉莉: そうだよね
千佳: で 急に呼び出したりして何だったの お姉ちゃん
伸慧: なんだっけな ケーキを奢ってやろうと「奢る おごる」
美羽: これだ 五円玉の力だ
伸慧: と思ったけど やめた
千佳: お姉ちゃん
伸慧: 帰る
美羽: 罰ゲームだって追跡だってスワンボートで遊んだりとかだってしったのに
伸慧: 知らん
千佳美羽: お姉ちゃん
皆: 御馳走様
店員: ありがとうございました
千佳: 美味しかった
アナ: あれ 中に何が入ってたんでしょうね
茉莉: 柿じゃない  「柿 かき」
アナ: 季節感たっぷりでしたわね
伸慧: 気まぐれなんか起こすもんじゃねぇな たく
千佳: お姉ちゃん
アナ: 御馳走様でした
茉莉: とても美味しかった
千佳: お姉ちゃん このお店をよく知ってたね
美羽: じゃ みんな帰ろうか
アナ: ジャンが逃げ出した時はほんとにびっくりしましたわ
茉莉: あたしも
アナ: でも あの人は優しい方でよかったですよね
千佳: ねえ 美ちゃんボート使わないなら返してよ
美羽: いやだ 私乗るもん
千佳: 乗ってないじゃん
美羽: これから乗るし
茉莉: ねえ 見て見て
アナ: なんですの
茉莉: お花 お花が咲いてる
千佳: え 本当
アナ: 可愛いですわね
美羽: 花ってこな所にも咲くんだ
千佳: そりや咲くでしょう
美羽: だってさ こんな雑草ばっかしの所に咲いてるなんて 偉いなお前
茉莉: これ 何って言う花だろう
千佳: 家に帰ったら調べて見ようか
伸慧: お前ら単純でいいよな
千佳: お姉ちゃんにはこういうのは分かんないよね
伸慧: ほら 早く帰るぞ
皆: はい

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