会話の背景:
プロジェクトが発足する前の顧客との打ち合わせである。開発を始めるということが決定し、この開発に関する正式な会議である。このミーティングでは、プロジェクトの背景、範囲、また現状などについてユーザの生の声を聞く
登場人物:
井上、石井__お客様
石田__プロジェクトマネージャ
鈴木__開発チームリーダー
会話:
石田:こんにちは。
お忙しい中、お集まりいただいて、ありがとございます。
今日は、初めての会議ですので、各自の自己紹介の後、この案件の概要を把握し、
今後の作業の進め方について、検討できればと考えています。
私は、日成ソフトウエア株式の石田と申します。今回の開発のプロジェクトマネージャを
担当させていただくことになっています。まず、お互いに初めての方もおられると思いますので、
名刺を交換いたしましょうか。
。。。。。
石田:それでは、申し訳ありませんが、各自の自己紹介を簡単にお願いしたいと思います。
まず、安井つ自動車株式会社の井上様の方からお願いできるでしょうか。
井上:私は、安井自動車の井上と申します。
今回うちの車量販管理システムを開発するするため、日成ソフトウエアにお願いすることにしました。
これからよろしくお願いします。
鈴木:こんにちは。私は日成ソフトウエアの鈴木と申します。
今回の開発のチームリーダーを担当させていただきます。
車両販売システムに関しては初めてなので、勉強させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
石田:次に、この案件の背景や目指すところについて、お客様の立場から、説明していただければ、
と思います。
井上:では、まず私から概要を説明したいと思います。詳細は、後程石井の方から説明いたします。
車両販売管理システムは、いくつかの機能を持ってほうしです。顧客の注文、納品管理など
があります。各情報に対しては照会や一覧表など統計情報が必要です。
石井:続いて、現場の状況、改善点、要望について説明いたします。従来はほとんど手作業でやっていますが、販売会社からの情報は外部データとして参考にできると思います。
ユーザの立場からみると、顧客情報をできるだけ正しく、早いうちに参照したいのです。
うちの場合はみんながコンピュータには詳しくないので、画面の設計などはできるだけ簡単にしていただきたいです。しかし、帳票などはできるだけ現在使っているものと同じようにしてもらいたいですね。ビジネスのプロセスはあまり変わってはいけないですから。このシステム開発の現場の窓口は私なので、何かありましたら対応しますから、ご遠慮なくご連絡ください。
石田:大体わかってきましたが、細かい点はいろいろとまたあると思います。こちらは鈴木君に今回チームリーダーをやってもらいますから、かれからの窓口とも言えます。その後はプロジェクトに関する質問や今後の予定について検討できればと思います。