僕と若手プログラムとの会話（5）

４　アスペクト指向プログラミング
     ----AOP(Aspect Oriented Programming)

僕：さあ、DIコンテナの説明も終わったし、次はアスペクト指向プログラミングだ。
手：アスペクト指向プログラミングか～。AOPは資料を何回読んでも良く分からなかったんです。

僕：最初のうちはそんなものさ。それにオブジェクト指向の基礎を理解していないと、AOPは分かりづらいかもしれないね。
手：そんなものですか

 僕：ああ。資料を何度も読み返したり、サンプルを実装してみたりを繰り返さないとね。僕だっていつもそうだよ！それにね、これからのプロジェクトでリーダーになるためにはAOPを避けていることはできないよ
手：リーダーにですか？

僕：そうだよ。AOPは今まで開発者が実装しなくちゃいけなかったトランザクション処理や例外処理を、開発者が実装しなくてもよくするための技術でもあるだ。
手：で、開発者が実装しなくなった分をリーダーが書くんですか？

僕：そうそう。だんだん分かってきたね。難しくて面白い部分の実装はリーダーの特権だからね。
手:なんだか、アタマが変になりそうです。先輩に会うまでリーダーって会議とかドキュメント作りばかりしてるんだと思ってました。

僕：あはは。でもね、実力がなくっちゃ頼まれるリーダーじゃないでしょ？