「テキストボックス」ダイアログを使ってユーザーにパスワードを入力してもらうときなど、テキストボックスに入力された文字がそのまま表示されては困るというケースもあるでしょう。このような場合、テキストボックスに入力された文字を*で隠すように設定することができますが、これはVSだけでは無理で、Orcaを使わなければなりません。
ここでは、ユーザーインターフェイスエディタで追加された「テキストボックス」ダイアログの一番目のテキストボックスをパスワード入力用とし、入力された文字が表示されないようにします。
まずはOrcaでMSIファイルを開き、Controlテーブルを表示し、この中から対象となるテキストボックスを探します。ここでは、Dialog_列が「CustomTextA」で「Control」列が「Edit1」の行がそれです。
次にこのコントロールのAttributesにmsidbControlAttributesPasswordInputを追加します。具体的には、Attributes列にある数字に2097152を足した数を新しい値とします。通常は、2097159となるでしょう。
これで保存すれば終了です。
下記のサイトから、転載します。
http://dobon.net/vb/dotnet/deployment/uieditor.html