夏目漱石《吾辈是猫》学习
わがはいは猫である。名前はまだ无い。
どこで生れたかとんと见当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは记忆している。吾辈はここで始めて人间というものを见た。しかもあとで闻くとそれは书生という人间中で一番狞悪な种族であったそうだ。この书生というのは时々我々を捕まえて煮て食うという话である。しかしその当时は何という考もなかったから别段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌に载せられてスーと持ち上げられた时何だかフワフワした感じがあったばかりである。掌の上で少し落ちついて书生の颜を见たのがいわゆる人间というものの见始みはじめであろう。
单词:
吾輩(わがはい) 我
とんと 完全;后接否定,一点也(不)
見当(けんとう) 头绪;预测;估计;判断
薄暗い(うすぐらい) 昏暗,暗淡
じめじめ 潮湿
記憶(きおく)
しかも 而且
書生(しょせい) 书生
獰悪(どうあく) 粗暴,凶恶
種族(しゅぞく)
食う(くう) 吃
当時(とうじ)
別段(べつだん) 特殊的
掌(てのひら) 手掌
いわゆる 所谓,世人所说的,通常说的
見始め(みはじめ) 初次见面的