OpenCmsは、Javaで作られたCMS(コンテントマネージメントシステム)です。ドイツで開発されたOpenCmsは世界中にユーザーに持ち、大小様々なウェブサイトで多数利用されています。すべての操作はブラウ上から行うことができるため、インターネットの使える環境であれば世界中のどこからでもコンテンツの更新が可能です。
コンテンツの作成には、一般的にCMSで使用されることの多いWYSIWYGエディターのほか、独自に定義した入力フォームを利用することができます。この入力フォームはXSDファイルで簡単に定義することができます。また、実際のコンテンツはXML形式で格納されるため、他のシステムとの連携などコンテンツの管理が非常に容易に行えます。
OpenCmsにはJSPをベースにしたテンプレートエンジンが備わっており、サイト全体のレイアウトを統一させ、かつすべてのコンテンツをW3Cが定めるスタンダードに準拠させることが簡単にできます。
OpenCmsはJavaとXMLをベースにしたシステムです。そのためオープンソースの環境(Linux、Apache、Tomcat、MySQLなど)にも、商用の環境(Windows NT、IIS、BEA Weblogic、Oracle)にも用意にデプロイすることができます。
OpenCmsは100%オープンソースのソフトウェアです。すべての機能は無償で利用でき、ソースも完全に公開されています。