転職準備について

  転職準備について

「転職」を考えることは、すなわちあなたのキャリアプラン、さらにはライフプランを考えることになります。しっかりと準備をして、より良いキャリアを築いていきましょう。
  • キャリアプランの考え方
    キャリアプランを考える際に、まず考えなくてはいけないのが自分は「何をしたいのか?」ということと「何ができるのか?」という点です。この二つがはっき りしないと、企業を探す際にも方針が固まりません。もちろん、「やりたいこと」が「できること」ではありませんので、目指すべき方向をはっきりさせた上 で、自分自身のこれまでのキャリアとの整合性を図っていきましょう。
  • キャリアの棚卸し
    キャリアプランを考えるには、まず自分自身を見つめ直す必要があります。これまでの経験やスキルを整理してみましょう。 とりあえず、時系列順に自分がこれまでやってきたことを書きだしていき、その中から何が自分にとって「強み」なのかを探ってみるのもいいかもしれません。 特に、複数の職種に携わってきた方などは、自分自身の強みを把握できていないケースもあります。また、キャリアを整理することは、応募書類を書く際や面接 においても必要不可欠な要素です。

            インターネットをはじめとして、転職活動のための情報は色々な方法で手に入れることができます。大            事なのは「自分が知りたい情報」を明確にしておくことです。そうしないと、かえって情報に溺れるこ            とになりかねません。
  • インターネットの利用
    Webに載っている情報の中から自分にあったものを探し出すのは大変、面倒という方は、各求人サイトのメールサービスを併用して情報収集するのも一つの方 法です。meriseでは、希望条件に合致した求人情報やマッチング結果を定期的に配信する【アラートメール】サービスを提供していますので、より効率的 に情報を収集することができるでしょう。
  • 業界研究
    インターネット関連など、IT関連業界は非常に動きが早いのが特徴の一つです。しっかり業界研究をしておくことをおすすめします。
    関係する書籍に目を通したり、業界のニュースもこまめにチェックしておきましょう。気を付けておきたいのが情報の新しさです。IT関連ニュースサイトなどで、常に最新の情報を手に入れるように心がけたいものです。
  • 人材紹介会社の利用
    現在就業中の方にとって、転職活動の時間をとるのはかなり大変だと思われます。情報収集もなかなか思うようにすすまないケースもあるでしょう。そんな場合に、人材バンクや人材紹介会社を利用してみるのも一つの方法です。
  • 情報は多角的に
    情報はさまざまな角度から収集しましょう。知人等の人脈を利用した情報も「生」の情報ですから貴重なものです。また公共職業安定所、求人情報誌、新聞なども、必要に応じて利用しましょう
応募書類はただ書けばいいというものではありません。
自分自身をしっかりアピールできる、魅力的なレジュメを書くよう心がけましょう。
最低限必要なモノは・・・


履歴書
職務経歴書

最低でも、この2つは用意しましょう。
履歴書は市販のもので構いません。正式な書類として自筆・写真付のものが好まれます。基本的なルールに従い丁寧に作成しましょう。当たり前ですが、誤字・脱字は当然不可です。修正液の使用も避けましょう。
諏gさがどれだけ伝わるかが、ポイントです。
また自己PR、志望動機はできるだけ詳細に、具体的に書くように心がけて下さい。
職務経歴書の書き方
職務経歴書はあなたの経歴をアピールするための、大切な書類になります。
研究して、より良い書類を作成できるようにしましょう。
続いて、一般的な技術職(SEなど)、営業職の書き方を見ていきましょう。
技術職の職務経歴書は・・・
担当プロジェクト毎に、


ユーザー企業名(具体的に出しにくい場合には業種を)
期間
システム内容
担当フェーズ
開発環境(機種、OS、言語、DB、ミドルウェア、開発ツールなど)
メンバー数(ポジションも合わせて)

を明記して書くようにしましょう。
また、特に自信のある分野やスキルについては、別途欄を設けて書くことをおすすめします。
営業職の職務経歴書は・・・
営業の場合には、


取り扱い製品・サービス
クライアント(業界や主要担当企業名を具体的に)
営業手法(チャネル、ダイレクトなど)
実績(売上高、予算達成率、対前年比伸び率など具体的に)

の4点が評価のポイントになります。これらを時系列順に記載しましょう。実績の中で表彰等を受けたことがある場合には、それも書くようにします。
また、マネジメント経験のある方は、具体的な人数等を合わせて記載して下さい。
出来上がった職務経歴書をチェックしてもらう
書き上がったら、他の人に見てもらうこともお勧めします。
自分では当たり前と思って書いていることでも、他人の仕事の中身というのは想像が難しいものです。第三者の視点から見てもらうことで、具体性に欠けている点などがチェックできます。また自分では気付かないアピールポイントが見つかるかもしれません。

面接はアナタをアピールする最大の場です。しっかりと準備をしておきましょう。
事前準備
まずは、社会人としての当たり前のマナーは必ず守りましょう。


清潔な身だしなみで(第一印象は肝心です)
忘れ物はないか?(指定されたものはもちろん、筆記用具ぐらいは最低でも用意しましょう)
時間厳守(5~10分前位には訪問できるように。どうしても遅れる場合には、事前に連絡を入れる)

携帯電話等の電源は切る


受け答えの際の注意


全身に緊張感を
姿勢や仕草は自分が思っている以上に目に付くものです。また、声の大きさやジェスチャーなども、印象を左右します。全身に程良く緊張感を持って、好印象を持たれるように心がけましょう。


相手の目を見て
相手の目をみてしっかりと話すことは、当たり前なのですが大切なことです。意志や意気込みを伝える重要なポイントになります。


自分の言葉で
たとえ流暢でなくとも、自分の言葉で話すようにしたいものです。「ありがち」な言葉よりも、たどたどしくても自分の言葉で一生懸命答えた方が自分をアピールできるものです。


簡潔でまとまった話を
面接官の質問には簡潔に答える方が望ましいでしょう。あまり長々と話すと、話の焦点がぼやけてしまうだけでなく、理解力や表現力が欠けている、と見られるケースもあります。



どこの企業でも、必ずと言っていいほど聞かれる質問がいくつかあるものです。以下はその代表的な例です。
志望動機
なぜこの会社を希望したのか?面接官がもっとも気になることの一つです。「安定している」「業績が伸びている」など、どこの会社でも当てはまるような答え はNGです。その会社を選んだ理由をよく考えて下さい。仕事の内容や業務内容、方向性をよく理解して、自分のキャリアプランと重ね合わせることで、その会 社でやりたいことを明確にしていきましょう。 最低でも以下の項目はチェックしておきましょう。


どういう業界なのか?特徴は?
その会社の業界での位置付け、ポジション
業界に入った(入りたい)理由・きっかけ
その会社の製品・サービスの特徴は?魅力を感じている点は何か?(業界内の競合会社とも比較して)
キャリア上の目標、入社後やりたいことは?


転職の理由
上記の2つの質問とも重なりますが、どうして現在の会社を辞めるのか?というのは、採用する側にとっては、入社してもまたすぐに辞めてしまわないか?とい うことを判断するためにも、よく聞かれることです。また転職経験のある人は、それまでの転職理由も同様に聞かれることが多いようです。
注意しないといけないのは、どうしてもネガティブな理由になりがちなのですが、単なる愚痴になっては身も蓋もありません。客観的にみて、ちゃんと理解して もえるように説明しましょう。また、ネガティブな理由だけでなく、ポジティブな理由も当然必要です。 給与関係での不満や人間関係での問題などを理由にした場合には、突っ込んで聞かれることもありますので、充分に整理しておきましょう。



面接を受ける中で、答えにくい質問等もあるかと思います。以下にいくつかの例を挙げます。
給与について
初回の面接から、いきなり給与についての質問等は避けた方がいいでしょう。ただし、先方から積極的に聞いてきた場合には、素直に希望額等を伝えても構いません。この場合、現状維持~20%アップ程度が、客観的に見て常識的な範囲の金額といえるでしょう。
失敗・トラブル談など
仕事で失敗したケース等はあまり話したくないものかもしれません。しかし、聞く方にとっては、その失敗やトラブルをどう乗り切ったのか?そこから何を学んでいるか?など、聞きたいポイントがありますし、それがアピールポイントにもなります。
技術者の方でしたら、困難だった開発やトラブルへの対処について、要領よくまとめておくことをおすすめします。
転職回数
転職回数の多い方(30歳くらいであれば3回以上)はまず聞かれると思ってよいでしょう。
転職回数が多いと、どうしてもマイナスなイメージになりがちです。先の転職理由にあるように、相手に理解してもらえる説明がポイントです。また、幅広い経験などをアピールできるようであれば、はっきりとそれをアピールしましょう。



質問を受けるばかりが面接ではありません。希望する会社・仕事であれば聞きたいこともたくさんあると思います。不明な点は積極的に質問していきましょう。
仕事内容
仕事内容で不明な点があったら、必ず聞いておきましょう。入社してから「こんなはずではなかった」ということが起こらないように、具体的に聞いておいた方が良いでしょう。
中途入社者の割合
中途入社の社員が活躍できるかどうかは、その企業の風土、文化でもありますし、重要なポイントです。せっかく入社しても、ハンデがあるようでは困ります。 「中途入社の方は何割くらいいらっしゃいますか?」などと質問をぶつけてみましょう。中途で活躍している方のポジション等がわかるようでしたら、それも聞 いてみたいところです。
社風
会社概要や説明だけでは、なかなか雰囲気まではわからないものです。自分に合う風土かどうか?はなるべく知りたいところです。
ポイントとしては、平均年齢や男女比、評価システムなどを聞いて、なるべくイメージを具体化しましょう。
思い切って、社内を見学させてもらえるように頼むのも決して悪いことではありません。自分の目で確かめることも一つの方法です。
待遇・勤務地など
実際に働くのであれば、勤務地や残業の有無、昇級制度など、確かめておきたいことがいくつかあると思います。
入社した後で後悔することのないように、不明な点がある場合には面接の段階で聞いておくようにしましょう。

退職の手続きとして、まず退職願を出すことをお考えの方もいるのではないでしょうか?
ですが、実際は退職の意志を会社側に伝える事から退職手続きは始まります。
いつまでに申し出れば、退職は円満に進むのか?
労働基準法上の規定によると、退職予定日の2週間前までに退職の意志を伝えれば問題はありません。ただ、会社によっては労働契約、就業規則、労働協約に よって退職について特別の定めをしている場合があります。自分の会社の規定を確認の上、規定があれば原則としてそれに従うことをおすすめします。労働基準 法上は、2週間前との規定があっても、残務整理や引き継ぎなどを充分にしなければ周囲に迷惑をかけることになります。 立つ鳥後を濁さず、ということで仕事の区切りなどを考えて、1~2ヵ月くらいの余裕をもって申し出るようにしましょう。
また、退職日についても、給与体系が月給制や週給制のように定められている場合は給与の締め日等や月末など区切りのよい日を選ぶようにするとよいでしょ う。退職を申し出るからには、自分の都合ばかりを優先せず、回りの状況に合わせながらスムーズに退職できるよう行動しましょう。
辞意はまず上司に伝える
会社を辞める決心をしたら、まず直属の上司に伝えましょう。 ただ、伝える相手として、主任や係長クラスではなく、所属するセクションの課長クラス、営業所であれば所長クラスが望ましいでしょう。同僚などに、辞めたがっているのを話すのは絶対に禁物です。
「退職願」は意思表示のあとで
上司に辞意を伝えて、許可が下りた時点で「退職願」を書きましょう。 いきなり「退職願」を提出するのは、失礼にあたりますので、おすすめできません。
また、たとえ会社にどんな理由があっても本音を言ってしまうと角が立つものです。 あくまでも個人的な事情を退職の理由にしましょう。



引き継ぎ事項は明文化する
業務引き継ぎの基本は、可能な限り細かく、正確に後任者に伝えることです。項目別に整理したり、日時を追って整理するなど、わかりやすく文書にして残して おくことも必要でしょう。退職後にトラブルが無いように、辞める会社だからといっておろそかにしないようにすることが肝心です。
取引先に後任者を紹介する
取引先へのあいさつ、後任者の紹介も、引き継ぎの重要なポイントです。 取引先には、後任者が信頼のおける人物であることを伝え、今後とも変わりない付き合いをしてもらえるようにお願いしましょう。
その際に、転職理由に会社への不満等を話すのはもってのほかです。品位が問われますので、控えましょう。

 
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