韓国フェリー事故について

　　　　　　　　　　　　　2014/4/29　　

    102年前、タイタニック号が北大西洋に沈没して、1500ぐらいの人が亡くなりました。2週間前、韓国のフェリー号が沈没しました。いままで、死者は188人、安否不明者は114人となりました。全部の４７６人の中に、中学生は325人です。花の様な年齢で世界を離れたのは残酷です。これらも人類の航海史の中に、悲しい事件です。

    災害の直前に、人間性が良く見られます。キャプテンを始め、10数人の船員は乗客の救助を指揮せず、早めに逃げました。一方、若い女の船員はライフジャケットを学生に譲って、しっかり自分の位置を守って、ついに命を失いました。中学生の学校の監督、すなわち今回の修学旅行の担当者は謝罪するために、自殺しました。更に、韓国の鄭首相は２７日、この沈没事故をめぐり、引責辞任する意向を発表した。それぞれな人はそれぞれな表現をしました。生と死の瞬間に、人間性の美と醜を十分に現します。心が醜い人は最終に法律と道徳の審判から逃れられないんです。同時、責任を担える人は自分の尊厳を残して、人間の許すを得ると思っています。

   韓国はいつも恥の文化と世界に認められています。以前の大統領ノムヒョンは不正資金疑惑のため、自殺することから、韓国の芸能人がたくさん自殺することまで、韓国人の恥の文化を現しています。今回の首相の辞任のことと学校の担当者の自殺もその例です。そのような文化の存在が韓国人の精神を支えています。フェリー事故の中に、いろいろな問題を見つけることができます。運転手の資格とか、船の改装と補修とか、キャプテンの汚職などがあります。でも、恥の文化を相続して、韓国人はきっと今回の難関を通って、そちらの問題を改善できます。これから、多分我々中国人は何か学べるかと思っています。