Eclipse 上で Maven2 を使おう！ 其ノ参 - ライブラリへの依存性を付け加える

Eclipse 上で Maven2 を使おう！　其ノ参 - ライブラリへの依存性を付け加える

Maven2 Eclipse

Eclipse を使うなら、基本的には開発中（コーディング中）に Maven2 を使う必要はないかと思います。　コンパイル等は Eclipse に任せましょう*1。　テストをまとめて実行するってのは便利かと思いますが。　Eclipse 上で Maven2 のコマンドを実行する方法は次回以降にやります。

その他、開発中に必要になるのは、外部ライブラリをプロジェクト上で使えるようにすることです。　以降、これをライブラリへの依存性を付け加えると言います。

ライブラリへの依存性を付け加える

まず、POM ファイル（以降 pom. xml）またはプロジェクトのポップアップ・メニューから「 Maven2 → Add Dependency」を選択します。

「Repository Search ダイアログ」が開くので、「Query」の部分に使用したいライブラリ名を入力し、バージョンを選んで決定します。

以上で選択したライブラリへの依存性が付け加えられて、pom.xml も変更されます。

ダウンロードの設定

外部ライブラリの ソースコードや JavaDoc が（ リポジトリに）公開されていれば、それをダウンロードするように設定することがでいます。　設定は

[メニュー]Windows → Preferences

で開く「Preferences ダイアログ」から行います。

*1:Eclipse ではインクリメンタル・コンパイルを行っているので、生成されるクラスファイルがパフォーマンス的によろしくないらしい。　このことに関しては、パッケージング等をする際に別のコンパイラでコンパイルし直すようにするとよいでしょう。