转载自:http://doc.okkez.net/191/view/symref
! ? # % & | + - * / ^ ' . , < > = ~ $ @ _ { } [ ] ( ) " ' ` \ ;
!
-
!true
-
not 演算子。演算子式/not を参照。
3 != 5
-
「等しくない」比較演算子。演算子式/not を参照。
def xxx!
-
「!」はメソッド名の一部です。慣用的に、 同名の(! の無い)メソッドに比べてより破壊的な作用をもつメソッド(例: tr と tr!)で使われます。
/xxx/ !~ yyy
-
正規表現のメソッド =~ の否定。マッチが失敗したらtrueを返します。
?
-
?a
-
リテラル/数値リテラル 。文字の ascii コードの数値。
def xx?
-
この場合の「?」はメソッド名の一部分です。慣用的に、論理値(true/false、nil) を返すタイプのメソッドを示すために使われます。
xx ? yy : zz
-
演算子式/条件演算子 。三項演算子とも呼ばれます。if xx then yy else zz end と同じ意味です。
/xxx?/
-
正規表現の、量指定子(quantifiers)。直前の正規表現の 0 または 1 回の繰り返し。
#
-
#コメント
-
字句構造/コメント 。# から行末までがコメントになります。
xxx #=> 実行結果
-
慣用的に実行結果を示すために使われるコメントの書き方。
#! ruby -Ks
-
shebang。Rubyの起動/インタプリタ行の解釈 を参照。
"a is #{a}"
-
a = 10 p "a is #{a}" #=> "a is 10"
Range#each
-
説明文の中でのみ使われます。Ruby言語の要素ではありません。クラスのインスタンスメソッドであることを 簡単に表示するための表記法です。クラスメソッドは「Range.new」のように「.」でつなぎます。
%
-
10 % 3
-
各クラスで定義された「%」演算子。Integerクラスでは「余剰」を意味するメソッド。Integer#% メソッド。
"%04b" % 10
-
Stringクラスの「%」演算子。String#% メソッド。
%r{/etc/httpd/logs$} や %w[foo bar baz] ・・ %<文字><区切り文字><文字列><区切り文字>
-
リテラル/%記法 。<区切り文字>には任意の非英数字を用いることができ、 <文字>によって式の意味が異なります。
p %r{/etc/httpd/logs$} #=> /\/etc\/httpd\/logs$/ p %w[foo bar baz] #=> ["foo", "bar", "baz"]
%!STRING!
-
% 記法の一種。リテラル/%記法 。ダブルクォート文字列で %Q!STRING! と同じ。
p %!nomad! #=> "nomad"
% ruby -e "puts 'Hello'"
-
コマンドラインへの入力を示す。rubyスクリプト上で入力を行うには `command` や system(command) などと書く
&
-
xxx & yyy
-
論理積演算子。または類似の演算を行うメソッド。
p( 3 & 5 ) #=> 1 ・・ 二進数で 0011 & 0101 #=> 0001
a &= yyy
-
「&」メソッドの自己代入演算子。
xxx && yyy
-
「and」演算子。
p( 3 && 5 ) #=> 5 ・・ 3=>true , 5=>true なので右の値を返す。
def xxx(&yyy) ・・ &がついた引数
-
メソッド定義のブロック引数。クラス/メソッドの定義/メソッド定義 を参照。
|
-
3 | 5
-
論理和演算子または類似のメソッド。二進数で 0011 | 01010 => 0111。
3 || 5
-
「or」演算子または類似のメソッド。true || true なので左の値を返す。
a ||= xxx
-
「||」演算子の自己代入演算子。a が nil か false なら a に xxx を代入する、という意味になります。
a ||= :some p a #=> some a ||= :sec p a #=> some
5.times{|n| p n}
-
ブロックの引数であることを示す区切り文字。
/xx(xx|xx)/
-
正規表現の選択
+
-
2 + 3
-
たし算。または類似の演算を行うメソッド。
+ 3
-
正の数を表す、単項演算子+。
/xxx+/
-
正規表現の、量指定子(quantifiers)。直前の表現の 1 回以上の繰り返し
-
-
3 - 2
-
引き算。または類似のメソッド
3 * (-5)
-
負数を表す、単項演算子-。混乱を避けるため適時()でくくるとよい。
% ruby -w など コマンドラインの入力 -AAA
-
コマンドラインオプション
*
-
2 * 3
-
かけ算。または類似の演算を行うメソッド。
2**3
-
累乗。または類似の演算を行うメソッド。
def xxx(*yy) ・・ *がついた引数
-
メソッド呼出の引数展開。メソッド呼び出し(super・ブロック付き・yield) とクラス/メソッドの定義/メソッド定義 を参照。
/xx*/
-
正規表現の、直前の表現の 0 回以上の繰り返し。できるだけ長くマッチしようとする。
/
-
10 / 3
-
割り算、または類似のメソッド。
/xxx/
- '1二三四5'.split(//)
-
// は空の正規表現を意味する
^
-
true ^ true
-
「xor」演算子。排他的論理和。または類似のメソッド。
a ^= true
-
「^」演算子の自己代入演算子。aの論理値の反転。
p(a=true);p(a^=true);p(a^=true) #=> true false true
/^xxx/
-
正規表現で、行頭。文字列の先頭や改行文字の直後の位置にマッチします。
:
-
:exit等の:のついた識別子
-
シンボルリテラル。リテラル/シンボル を参照。
Net::HTTP
-
定数のスコープ演算子。変数と定数/定数 を参照。
::DateTime
-
定数のスコープ演算子で、トップレベルの定数であることを示す。Object クラスで 定義されている定数(トップレベルの定数と言う)を確実に参照するためには 変数と定数/定数 を参照。
xx ? yy : zz
-
条件演算子。三項演算子とも呼ばれます。if xx then yy else zz end と同じ意味です。 演算子式/条件演算子 を参照。
if 30>20 : ... など 条件式 式 :
-
thenの省略形。条件式と式を同一行に書きたいときの表記法。
((<ruby 1.9 feature>))では obsolete になるので使用しないこと。
.
-
xxx.yyy
-
オブジェクトのメソッド
Range.new
-
オブジェクトのメソッドだが、説明文の中では特にクラスのクラスメソッド/モジュールの モジュールメソッドを示すことに使われます。インスタンスメソッドは「Range#each」のように 「#」でつなぎます。
1 .. 20
-
最大値を含む Range オブジェクトを作る範囲演算子です。全体で範囲式といいます。演算子式/範囲式 。
1 ... 20
-
最大値を含まない Range オブジェクトを作る範囲演算子です。 全体で範囲式といいます。演算子式/範囲式 。
if /^begin/ .. /^end/ など 条件式 式 .. 式
-
条件式中の範囲式は特別にフリップフロップのように働きます。
'1234543212345'.each_byte{|n|print( (n==?2)..(n==?4) ? n.chr : '_' )} #=> _234___21234_ #"2"が出るまではfalse、"2"が出てから"4"が出るまではtrue、"4"から"2"まではfalseを返す。
/xx.xx/
-
正規表現の任意の一文字。
,
-
a,b, = [1,2,3] ・・ 代入の左辺の「,」
-
多重代入。演算子式/多重代入 を参照。
<
-
3 < 5
-
「より小さい」比較演算子
3 <= 5
-
「より小さいか等しい」比較演算子
3 <=> 5) #=> -1
-
基本的な比較演算子。ほかの比較演算子はこの演算子を元に Comparable モジュールで定義されています。 左が大きければ 1, 等しければ0, 右が大きければ -1 を返すように作ることが期待されています。
3 << 1
-
シフト演算子。または類似のメソッド。
a <<= 1
-
「<<」演算子の自己代入演算子。
a = 3 a <<= 1 p a #=> 6
<<EOS または <<-EOS 、<<"EOS" など。
-
ヒアドキュメントです。リテラル/ヒアドキュメント (行指向文字列リテラル) 。ヒアドキュメントは `<<識別子' を含む行の次の行から `識別子' だけの行の直前までを文字列とする行指向のリテラルです。
class Foo < Super
-
クラス定義でスーパークラスを指定しています。 クラス/メソッドの定義/クラス定義 。
class << obj
-
特異クラス定義。クラス/メソッドの定義/特異クラス定義 を参照。
>
-
3 > 5
-
「より大きい」比較演算子
3 >= 5
-
「より大きいか等しい」比較演算子
3 <=> 3) #=> 0
-
基本的な比較演算子。ほかの比較演算子はこの演算子を元に Comparable モジュールで定義されています。左が大きければ1, 等しければ0, 右が大きければ -1 を返すように作ることが期待されています。
3 >> 1
-
シフト演算子。または類似のメソッド。
a >>= 1
-
「>>」演算子の自己代入演算子。
a = 3 a >>= 1 p a #=> 1
{ 1 => "11" , 3 => "333" }
-
ハッシュのリテラル
=
-
a = 12
-
代入演算子。
xxx.a = 12
-
代入メソッドの呼び出し。
a == 12
-
等号演算子。または類似のメソッド。
a === 12
-
特殊な等号演算子。Object#=== での説明:「このメソッドは case 文での比較に用いられます。 デフォルトは Object#== と同じ働きをしますが、 この挙動はサブクラスで所属性のチェックを実現するため 適宜再定義されます」。たとえば、Range#=== はother が範囲内に含まれている時に真を返します。
a += 12 , a *= 12 , a ||= 12 など・・a 二項演算子 = b
-
自己代入演算子。演算子式/自己代入 を参照。
a = 7 a **= 2 p a #=> 49
def xx=
-
この場合の「=」はメソッド名の一部分です。このタイプの名前のメソッドを定義すると、 同時に「=」演算子を定義することになります。
=begin ・・ =end
-
埋め込みドキュメントです。字句構造/埋め込みドキュメント を参照。
{ 1 => "11" , 3 => "333" }
-
ハッシュのリテラル
rescue => XXX
-
例外処理で例外結果を変数 XXX に代入します。
xxx #=> 実行結果
-
慣用的に実行結果を示すために使われるコメントの書き方。
~
-
'%04b %04b' % [3, ~ 3]) #=> "0011 1100"
-
ビット演算の否定。
/xxx/ =~ yyy
-
正規表現のメソッド =~ 。正規表現と文字列をマッチさせる。両辺を入れ替えても機能します。
/xxx/ !~ yyy
-
正規表現のメソッド =~ の否定。マッチが失敗したらtrueを返します。
~ /xxx/
-
/xxx/ =~ $_ の省略形。~の後ろは正規表現でなければいけません。
$
-
$xxx
-
グローバル変数。変数と定数/グローバル変数 を参照。
$_ や $! など ・・$<1文字の数字、記号>
-
[[unknown:特殊変数(組み込み変数)|URL:http://www.ruby-lang.org/ja/man/?cmd=view;name=%C1%C8%A4%DF%B9%FE%A4%DF%CA%D1%BF%F4]]
/xx$/
-
正規表現で行末。文字列の末尾や改行文字の直前の位置にマッチします。改行自身は含みません。 正規表現 を参照。
@
-
@xxx
-
インスタンス変数。変数と定数/インスタンス変数 を参照。
@@xxx
-
クラス変数。変数と定数/クラス変数 を参照。
def +@ または def -@
-
単項演算子 +X や -X を再定義するときの表記法。
class String def +@ self.upcase end end puts(+"joke") #=> JOKE
_
-
xxx_yyy
-
識別子の中では小文字と同じ扱い
123_456
-
文字コード以外の数値リテラルには、`_' を含めることができます。 ruby インタプリタは `_' を単に無視し、 特別な解釈は何もしません。 これは、大きな数値の桁数がひと目でわかるように記述するのに便利です。 リテラル/数値リテラル を参照。
{
}
-
{ 1 => "11" , 3 => "333" }
-
ハッシュのリテラル
5.times{|n| p n}
-
ブロック
/xx{2,3}/
-
正規表現の、範囲指定繰り返し制御(interval quantifier)。
"a is #{a}"
-
式展開。リテラル/式展開 を参照。
a = 10 p "a is #{a}" #=> "a is 10"
[
]
-
[1,"some",:ok]
-
配列のリテラル
'abcde'[1,2]
-
[]メソッドの実行
class String def [](*a) '(^^;' end end p( 'abcde'[1,2] ) #=> "(^^;"
/xx[abc]/
-
正規表現の文字クラス指定。
Range.new(first,last[, exclude_end])
-
説明文の中で、省略可能であることを示す表記法(Ruby言語の要素ではない)。
(
)
-
(true and false)
-
丸カッコ()は厳密には、複数の文、式をまとめてひとつの式にするグループ化の()(例の内側のカッコ)とメソッドの引数を明示する()(例の外側のカッ コ)があります。例のような特別な場合を除き、普段は使い分けを意識する必要はありません。()は意味が不明瞭にならない範囲で省略が可能です。
"
-
"abc"
-
文字列リテラル。式展開などが可能なタイプの文字列リテラルです。 リテラル/文字列リテラル を参照。
'
-
'abc'
-
文字列リテラル。最低限のエスケープだけしかしません。式展開などをしたい場合はかわりに""を用います。
`
-
`ls`
-
コマンド出力。バッククォート(`)で囲まれた文字列は、コマンドとして実行され、 その標準出力が文字列として与えられます。リテラル/コマンド出力 を参照。
puts `ruby -h` #=> Usage: ruby [switches] [--] [programfile] [arguments] #=> ....
\
バックスラッシュ。環境によって¥に見えたりします。
-
puts "abc\"def" #=> abc"def
-
文字列や正規表現の中のエスケープ。
xxx \
-
継続行。改行の直前に置かれる。パースの段階で直後の改行が存在しないものとして扱われます。
puts(3 \ + 4) #=> 7
;
-
a = 3 ;
-
式の区切り。改行と同じ