Window クラス(.NET Framework 3.5)
名前空間 : System.Windows
アセンブリ : PresentationFramework (PresentationFramework.dll 内)
XAML の XMLNS : http://schemas.microsoft.com/winfx/xaml/presentation
構文:
[LocalizabilityAttribute(LocalizationCategory.Ignore)]
[UIPermissionAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Window = UIPermissionWindow.AllWindows)]
public class Window : ContentControl
<Window>
Content
</Window>
解説
ユーザーとスタンドアロン アプリケーションの間の対話が行われる場所は、ウィンドウです。Windows Presentation Foundation (WPF) ウィンドウは、2 つの領域で構成されます。
- アイコン、タイトル、システム メニュー、最小化ボタン、最大化ボタン、復元ボタン、閉じるボタン、境界線などのウィンドウ装飾物をホストする非クライアント領域。
- アプリケーション固有のコンテンツをホストするクライアント領域。
Window は、ウィンドウとダイアログ ボックスの作成、構成、表示、および有効期間管理のための機能をカプセル化し、次の主なサービスを提供します。
有効期間管理 :
Activate:ウィンドウを前面にしてアクティブ化することを試みます。
Activated:ウィンドウが前面ウィンドウになるときに発生します。
Close:System.Windows.Window を手動で閉じます。
Closed:ウィンドウが閉じるときに発生します。
Closing:System.Windows.Window.Close() が呼び出された直後に発生します。これを処理して、ウィンドウが閉じるのをキャンセルすること ができます。
Deactivated、ウィンドウが背面ウィンドウになるときに発生します。
Hide:ウィンドウを非表示にします。
IsActive:ウィンドウがアクティブかどうかを示す値を取得します。これは、依存関係プロパティです。
Show:ウィンドウを開き、開いたウィンドウが閉じるのを待機せずに制御を戻します。
SourceInitialized:このイベントは、Win32 との相互運用をサポートするために発生します。System.Windows.Interop.HwndSource を参照してください。
ウィンドウの管理 :
GetWindow:依存関係オブジェクトが存在するコンテンツ ツリーをホストする System.Windows.Window オブジェクトへの参照を返します。
OwnedWindows:このウィンドウがオーナー ウィンドウとなっているウィンドウのコレクションを取得します。
Owner:この System.Windows.Window を所有する System.Windows.Window を取得または設定します。
外観および動作 :
AllowsTransparency:System.Windows.Window.AllowsTransparency 依存関係プロパティを識別します。
ContentRendered: ウィンドウのコンテンツが描画された後に発生します。
DragMove:ウィンドウのクライアント領域の表示部分でマウスの左ボタンを押したままにすることにより、ウィンドウをドラッグできるようにします。
Icon: ウィンドウのアイコンを取得または設定します。これは、依存関係プロパティです。
Left: ウィンドウの左端の位置を、デスクトップとの関係で取得または設定します。これは、依存関係プロパティです。
LocationChanged:ウィンドウの位置が変更されたときに発生します。
ResizeMode:サイズ変更モードを取得または設定します。これは、依存関係プロパティです。
RestoreBounds:最小化または最大化される前のウィンドウのサイズと位置を取得します。
ShowActivated:ウィンドウのサイズがコンテンツのサイズに合わせて自動的に調整されるかどうかを示す値を取得または設定します。これは、依存関係プロパティです。
ShowInTaskbar:System.Windows.Window.ShowInTaskbar 依存関係プロパティを識別します。
SizeToContent:ウィンドウのサイズがコンテンツのサイズに合わせて自動的に調整されるかどうかを示す値を取得または設定します。これは、依存関係プロパティです。
Top:ウィンドウのタイトルを取得または設定します。これは、依存関係プロパティです。
Topmost:ウィンドウが最上位 z オーダーで表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。これは、依存関係プロパティです。
WindowStartupLocation:ウィンドウが最初に表示されたときの位置を取得または設定します。
WindowState:ウィンドウが元のサイズに戻されているか、最小化されているか、最大化されているかを示す値を取得または設定します。これは、依存関係プロパティです。
WindowStyle :ウィンドウの境界線スタイルを取得または設定します。これは、依存関係プロパティです。
ダイアログ ボックス :
DialogResult:ダイアログ ボックスの結果値を取得または設定します。この値は、System.Windows.Window.ShowDialog() メソッドから返される値です。
ShowDialog: ウィンドウを開き、開いたウィンドウが閉じた場合にのみ制御を戻します。